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テニスのゲームはサーブ・レシーブの形からスタートする。
だからストロークラリーの練習を飽きるほどやっても、ボレーストロークを死ぬほどマスターしても、サーブ・レシーブの段階でこけていたら勝てないのである。
だから俺もレッスンの中で、サーブ・レシーブからの展開練習を行っている。
「サーブは楽チンじゃないと」省エネテニスで試合を勝ち上がる為に
当然俺もサーブをレッスン中に何本も打ってあげて、レシーブ練習を徹底して練習させる。
でもレッスン中に何本も何本もずっとサーブを打っていると、「肩を悪くしないの?」ってよく聞かれる。
確かに何十本も打ち続けるサーブのボール出しは、普通のボール出しよりは疲れるけど、皆が思ってるほど疲労感は感じない。
それは肩の負担を極力少なく出来ているからだし、その方が良いサーブが打てるからだ
そのコツは、まず徹底して決めたところにトスを上げて、一定の打点で打ち続けること。
もちろんそのためにはトスを上げるテクニックも必要。
トス上げは段々上達してきて、今じゃ左手にボールを4つ持った状態で、そのうちの一個を正確にトスアップ出来るようになった。
そしてもっとも重要な事は、前足(右利きなら左足)でしっかりと上に蹴ってあげて、その反動でラケットを振り始めるようにすること
上に担いだラケットを肩のパワーだけで打とうとすると、どうしても肩の負担は大き過ぎる。
前足からのパワーをもらってそれをキッカケにラケットを振ればかなり楽だし、その方が意外とスピードも出るよ。
「スピード出るなら、労力なんて惜しまない!!!」
そう意気込んで練習している人達!!!
テニスは「いかに楽して勝つことが出来るか・・・」なんだよ
そのためには正確な打点と、足からのパワー、これらが重要。
頑張って練習しよう。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ