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テニスでは、試合が終わると相手と握手をします。
これが、どういう気持ちで毎回出来ているのか。
特に、アナタ自身が試合に負けた後、ですね。
私自身、いつもちゃんと出来ている自信はありません。
だって、やっぱり悔しいじゃないですか。
負けた自分にも、勝った相手にも腹が立つ。
そういう感情を持つことも、もちろん大事。
でもやはり、その先に向かわないと、私たちは強くなれないんですよね。
結果を受け止める、ということ
まずは勝者を、讃えよう
先週、「他人を尊重出来ないなら、コートから退場」という記事を書きました。
試合ですから、勝敗が結果で出て感情が生まれるのは当たり前。
でもやはり、そこには相手を尊重するという姿勢が大事になります。
まず、試合が終わったら勝者を讃える。
こういう姿勢は、私はすごく大事なことだと思っています。
私たちのような一般の大会、試合のレベルでこそ、です。
姿勢がメンタルを変えていく
試合に負けて悔しい、腹が立つ。
帰りの車や電車の中でも、煮え切らない想いが続くこと、ありますよね。
その悔しさがアナタ自身の強さになれば、言うことは無いでしょう。
でも、ただただ相手に腹が立って終わり、のようなことも無いですか?
「あいつは態度が悪かった」
「あのジャッジは、絶対に間違っていた…」
という風に、責任転嫁が始まると黄色信号です。
こういう姿勢だと、アナタ自身のメンタルも良い方向には向いていかない。
勝者を讃える姿勢、結果を受け入れる覚悟、が大事なんです。
行動を変えて、メンタルも変わる
まず、行動を変えましょう。
試合後の握手でも、負けた試合こそしっかりと相手を見る。
しっかりと、手を握る。
悔しいけど、対戦した感想をも聞いてみる…ところまでいけば、アナタ自身は確実に結果を受け入れる、ということが出来ているでしょう。
簡単ではないです、これは難しい。
でも、結果的に何が得で何が損か、を考えてみてはどうでしょうか?
結果を受け入れて向き合い、自分が強くなるにはどうすれば良いのか。
もう、答えは出ているはずです。
逆にもし、アナタが勝者なら…?
何かしら、言われることを覚悟しよう
テニス界は、狭い世界です。
どんなにネットワークを拡げようとしても、同じような相手、仲間、グループの人との試合は続きます。
アナタ自身が勝ったなら、相手やそのグループから何かを言われることもあるでしょう。
時には、根拠の無い言いがかりを付けられることもあるかも知れません。
でも、それはアナタ自身が結果を出した証拠。
誠実にテニスの試合でプレーしていれば、何も気にすることは有りません。
堂々としていれば、それで良いんです。
勝者になっていく、ことも受けれていこう
これも、大事な要素です。
テニスの試合で勝ち続けられない、なかなか結果が出ない人は、この覚悟も足りないような気がします。
いつまでも、仲間と一緒に群れていたい、楽しく変わらずいたい…なんて、無理ですよ。
勝者になっていく、ということは環境が変わっていくということ。
これを受け入れていく覚悟が無い人は、テニスの試合でも進歩が無い。
技術以上に、私は大事なことだと思います。
自分の感情を、理解して受け止めるところから
テニスはこれが、難しいんです。
勝っても負けても、相手は同じ人間ですからね。
そこに感情が生まれる、それをどう自分の中で理解して受け止めて、次につなげていくのか。
強い相手には腹が立つ、その気持ちは痛いほど分かります。
でも、その感情の裏側には自分を信じている、絶対にいつか勝ちたいという気持ちがあるから、じゃないですか。
無理に前向きになる必要は、無いでしょう。
ただ、自分の感情を理解して、受け止めてみる。
そこから、またテニス選手としても成長が始まっていくでしょうから。
普通の人はこう、だけどアナタは?
周りと同じでは、周りと同じ結果しか出ない。
これも何度も、私自身が感じて書いて来たことです。
みなさんの周りの人が、普段試合に負けた後にどんな感じか。
それをまず、客観視してみて下さい。
その先に、何が見えるのか。
みなさん自身で答えを出せた時に、周りとは違う選手、になれているはずですよ。
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