フットワーク

腰を落とせば、大股で足が出る

目次

あと一歩、もう少しでボールが届きそうなのに届かないような場面、悔しいですよね。

試合では、本当にあと数cmという世界で、勝敗が分かれたりします。

でも、これって何かを変えない限り、ずっとその差は縮まらない。

アナタ自身に必要なことは、意識改革。

フットワークの出だし、構えから変えていけば、まだまだ触れる範囲は拡がりますよ。

 
 

腰を落として、一歩目を大きく

膝から出していく!

何より、まず一歩目を大きく!

これは、試合での良い反応の大前提です。

遠くのボールを追うのに、最初の出だしで一気に距離を詰める。

その後に、細かい調整が必要であれば、する。

最初から小さい足で動いていては、そもそも追いつけないですよ。

まず大股に、膝から反応していくことが大事、です。

最後に大股、の人が多過ぎ

実際は、これです。

最初の出だしで足を小さく動かして、最後に大きく踏み込んで合わせる。

逆、じゃないですかね?

本来は、最後に小さく合わせる方が良い打ち方が出来る。

最初にしっかり、腰を落とした状態から膝を出して大きく一歩、本当に1メートル以上は動けるように。

これを意識することで、かなりフットワークは改善されますよ!

背筋は伸ばしておくこと

良い反応は、良い姿勢から。

背筋を伸ばしておかないと、頭から突っ込むようなフットワークになりがち。

これは、常に意識しましょう。

前傾姿勢になっていたりすると、足からの反応が出来ない。

大きな一歩目が出せない状態になっているんです。

試合で、特にネットにいる状態では、これは致命的ですよ。



足を出すと同時に、ボールの軌道の後ろに入る

ラケットセットまで一気に

足を出す、と同時にラケットセット。

ここで、ボールの軌道の延長線上にしっかり入ること。

これが出来れば、もうボレーなんかはほぼ完成ですよね。

しっかり一歩目を大きく出す、ここで一気に距離を縮めて打てる態勢に入る。

実際は、もう1歩、2歩動くこともありますが。

まず最初の一歩目の精度が、何より大事なんです。

スタンスが狭いと、大きく出ない

足幅が狭い状態からは、大きく足を出せない。

せめて肩幅くらいは開いている状態から、しっかり動かせるように。

狭いスタンスからは、最初の一歩目でパワーが生まれないんです。

だからこそ、構えは腰を落として、リラックスした状態で姿勢を良く待てるように。

テニスの基本ですが、意外とここから怪しい人が多いような気がします。

軌道に先回り、を一気に!

イメージは、これです。

相手のボールの軌道の後ろに、一気に先回り!

ストロークでも、最初の一歩でもう勝負は決まる。

ボレーなら、尚更ですね。

大股でいきましょう、思い切ってい大きく動きましょう。

そこからテニス自体が大きく変わっていくはず、です。

   

お勧めの練習法

遠い場所の球出し、一歩目の反応

遠い場所への球出しを、練習しましょう。

最初の一歩目を、大きく出す、とにかく大きく動くことが大事。

腰を落として、目線を落としておく。

その状態から、スタートの速度がどの程度変わるのかを意識してみて下さい。

今までとの違いを感じること、が狙いです。

ネットプレーでの反応を鍛える

大きな一歩目の反応は、ネットプレーでの反応でこそ鍛えられます。

思い切って、遠い場所の球出しをこちらも練習してみる。

しっかりと遠い場所に入って打てる、この感覚を養う練習をしてみて下さい。

触れる場所、に出す球出しでは意味がない。

思い切って、触れなくても良いくらいの場所に出してみる、ような練習でやってみて下さい。

思い切って遠い場所、に近付く自信を

試合の中で、一歩目を大きく出していく。

これで、触れる範囲が拡がるという自信をしっかり身に付けて欲しい。

意外と、「ここまで返せるんだ」と気付けると思います。

そうなると、すごく試合でも自信が持てるんですよね。

一歩目を大きく出せれば、それだけで自分に勇気も生まれる。

ぜひ、意識してみて下さい。



良い攻撃は、良い守備から。

粘りのプレーは得意じゃないという方も、守りが出来ると攻撃にも良いリズムが生まれる。

そもそも、試合を作るということが出来ますからね。

一歩目を大きく、それで世界は変わります!

ピックアップ記事

  1. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!
  2. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  3. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品
  4. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  5. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…

関連記事

  1. テニス 練習

    フットワーク

    ダブルスの試合で有効な前衛の動きは、「本当にポーチ出る!」と思わせるフェイント

    存在感のある前衛がいると、相手としてはそれだけで嫌・・・ですね。…

  2. テニス 陸上

    フットワーク

    「テニスコートは微妙な広さ」テニスの試合では、ひたすら走り続けても勝てません

    テニスコートって広いのかなぁ。シングルスで一人の時は広く感じる…

  3. テニス ストローク

    フットワーク

    なぜ、テニスではサイドステップを使うんだろう?

    テニスを続けていると、何となく続けているサイドステップ。これ、…

  4. フットワーク

    反応が遅れる人が、注意したいポイント

    今回の浅見選手の練習の中で、印象深かったポイント。自分が打っ…

  5. テニス スライス
  6. テニス メンタル

    フットワーク

    「テニスに必要な体力は何か?」と考えると、効率的なトレーニングが見えてくる

    トレーニングは大事だけど、なかなか取り組むことが出来なくて・・・と、悩…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス ボレー

    その他

    「プロテニス選手の試合は、ココを観ると自分に活かせる!」試合の観戦力磨いて強くな…
  2. テニス リターン

    ストローク

    スライスのフォロースルー、実は「長過ぎる」人が多い
  3. フットワーク

    テニスの試合では、「ギリギリのボールをがむしゃらに処理しない」だけで得をすること…
  4. テニス ボレー

    ストローク

    攻撃的なショットでの展開が、「特別なショット」になっては試合で勝てない
  5. テニス テニススクール

    戦術

    大一番での緊張した試合では、「流れる時間のスピードが違う」ことを覚えておこう
PAGE TOP