目次
男子ダブルスで、結果を出すために。
今年こそ!と思っている方は、多いと思います。
いくつかコツやノウハウ、ヒントを書いて来ましたが、改めて今年、私自身がダブルスの試合でやろうとしていること、をまとめてみたいと思います。
簡単なことでは無い、ですが勝利につながる大事なポイント。
もちろん、女性の方も参考になるところはどんどん取り入れてみて下さい。
尖っていきますよ、今年も。
クロスラリーは、「やらせない」
負ける時は、大抵がコレ
相手の後衛に、気持ち良く打たせない。
とにかく、クロスラリーを簡単にやらせない、ことが第一でしょう。
サーブ&ボレー、リターンダッシュで前に出るのも良いし、前衛がどんどん動くのも良い。
リターンからクロスに強打、させているようではキープすら難しいですからね。
男子ダブルス、相手の後衛がノンプレッシャーでプレーしているうちは、勝てない。
だからこそ、「クロスラリーはさせないぞ!」という強い意志表示、が大事なんです。
相手が後ろ、自分たちが前
というポイントを、いかに多く作れるか。
リターンダッシュ、はマストな戦術ですね。
最近はストローク側が強い、雁行陣や後ろ並行陣で来る学生ペアも多いですが、やはり私たちが挑むのはネットプレー。
自分たちは前、相手は後ろ、というポイントシチュエーションをどれだけ多く作れるか。
これに尽きるでしょう。
並行陣も改良の余地あり!
これは、男子ダブルスで特に大事なポイント。
並行陣、通常の形だと後衛の前に沈められることも増えて来ます。
「クロスラリーさせない!」と思っていても、全部前衛がポーチというのは厳しいですからね。
並行陣を改良して、後衛の選手も前に詰める、ことも必要でしょう。
2人でネットに詰めて、厳しいロブは捨てる。
打って来る、強打して来る相手にプレッシャーをかけていく姿勢、が男子ダブルスには大事です。
ネットに詰めたボレー、決定力をアップしよう!
スライスボレー、ではなくフラットに
ネットに詰めたボレー、みなさんの決定力はどうでしょう?
私自身、まだまだ足りません。
なぜなら、どうしてもスライスボレーで打ってしまう癖があるから。
ここを、しっかりパチン!と叩けるようなフラットボレー、にしていく必要があるんです。
男子ダブルスなら、前衛が詰めて触ったならしっかり決めないと。
それも、一か八かの強打ではなく、軽く打っているのに弾くようなボレーが理想ですよね。
グリップを、思い切って厚く変えて前に詰める、のが良いアイデアだと思います。
ストロークのグリップ、で良い!
これも、異端な考え方かもしれません。
本当にネットに詰めたポジションなら、グリップは厚くて良い。
スライスではなくフラット、に当てるなら、ストロークに近いウエスタングリップでも私は良いと思います。
みなさんもネット近くで打ってみて、しっかり厚くボールを打てるグリップの方が叩けるはず。
当然、ネットから遠い位置では、こんなボレーは出来ません。
でも、確実に叩けて高いバウンドでボールを外に追い出せる、そんなボレーが必要ですから。
ぜひ、試行錯誤してみて下さい。
相手のいない場所、を突けるプレーを
私自身、どうしても安全策、相手に打たせるようなプレーが多くなってしまいがち。
もちろん、序盤はそれで良いし、そのまま勝てる試合もあります。
でも、それだと自分の進歩が無い。
しっかり、狙ったところ、相手のいない場所も狙ってボールを運べるようにもう一度意識しないとダメ、だと感じています。
これは、みなさんも近いものがあるんじゃないでしょうか。
だからこそ、相手のいない場所、を狙う技術を今年は磨いていきましょう。
お勧めの練習法
前に詰めて来る、ボレー対ストローク
クロスで行う、ボレー対ストロークのラリー練習。
つい、ボレー側は並行陣の後衛として、つなげるだけのラリーになってはいませんか?
これも大事な練習ですが、男子ダブルスとしてレベルアップしたいなら、要所で前に詰める。
相手のストローク側が沈めるボールをも、ネットに詰めて攻めるという練習も大事になります。
つなげるだけ、では強いダブルスは生まれない。
しっかり、自分からポジションを変えていく練習をしていきましょう。
クロスラリーを封じられたら?
みなさんは、もし相手にこれをやられたら、どうでしょう。
ガンガンポーチに出られる、ような相手は必ず試合会場に存在します。
クロス方向に安定して打てる、だけでは試合に勝てない。
リターンからストレート、ロブ、常にボールを動かせる技術は必要ですよね。
強打に頼ってる男子ダブルスは、必ず行き詰まります。
クロスラリーを封じられたら?の練習は、普段の練習試合から特にリターンで意識しましょう。
ストレートに打つ、ロブを使う、ことが日常の中で出来るようにしておくことがベストです。
サーブの改良、練習あるのみ
最後に、サーブ。
男子ダブルス、ここの強化は避けて通れないでしょう。
私自身、今年は思い切って変えてみたいと思っています。
少しスライス気味だったサーブを、スピン回転を強くしていく。
軌道を高くして、バウンド後に失速しないように身体をバネのように使っていく、その為に、毎日少しの時間でもトレーニングを継続する。
サーブの改良、もう何年もおなざりになってはいませんか?
まだまだ、私たちは良いサーブに変えていくことが出来るはず。
基本は大事、でもそれ以外を伸ばせば周りが慌ててくれる。
変わったテニスだと思われて、ミスをもらえるような試合が増えて来るでしょう。
ネットに詰めて華麗なボレー、が理想ですがそれだけじゃない。
男子ダブルス、まだまだ工夫次第で強くなれますよ。
個人的には、まだまだ10代、20代の若いペアに負けたくないですから。
どんどんトライ&エラー、一緒に繰り返していきましょう!
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