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試合に強い人って、どこか楽しそうに試合をしている。
言い方は悪いですが、相手と「遊んでいるように」見えてしまうことすら、ありますよね。
そこに、腹を立ててもしょうがない。
それだけ余裕がある、ということは根拠があるということ。
遊び心を試合で発揮するには、基本的な準備が大事になります。
みなさんも、意識して欲しいポイントです。
やるべき準備を、やろう
出来ている人、出来ていない人。
ここでもう、差が付いているのがテニスの試合です。
どういうプランで試合に入るのか、前日の睡眠は充分か、水分はしっかり摂れている状態か。
当たり前のようなことをやらないで、フワッと試合に入るから余裕が無くなる。
たくさんの想定を立てておけば、その想定通りになった瞬間に少し余裕が生まれる。
やるべき準備さえ出来ていれば、試合で遊べる余裕が生まれるんです。
真面目過ぎる人は、ちょっと痛い
「こっちは真剣なのに、遊びって何だ!」と、感情的になる方もいるでしょう。
気持ちは分からなくもないですが、そういう人はちょっと痛い。
テニスも、突き詰めていけば遊びですから。
試合の中でも、余裕が生まれたら遊び心を持ってトライしてみる。
ドロップショットやチェンジプレー、普段しないような作戦をやってみると、意外と成功したりするものですよ。
ただ、切羽詰まった状態でやっても、なかなか上手くいかない。
「思ったよりプレッシャーが無いな、ちょっと動いてみるか」くらいの気持ちが大事です。
しっかりした準備が、余裕を生む
繰り返しますが、これが大事。
みなさんは、スタート時から相手と差を付けていきたい。
自分と相手のテニスを客観視して、色々な状況に対して想定し、プランを立てておく。
こういうしっかりした準備でしか、余裕って生まれないんですよ。
試合をリードしても、それが想定外なら遊べる余裕は生まれない。
ずっと最初から最後まで緊張感高く張りつめた試合、なんて出来ないですから。
「遊び」を推奨する本当の理由
それは、みなさん自身が新しいことに気付くから。
子供のころって、新しい遊びを色々発見しませんでしたか?
遊んでいるような心理状況の時にやったこと、から想像力が膨らんでいく。
遊びが無い人って、テニスにも拡がりが無いように感じます。
練習の中とは、また違うんですよね・・・あの試合の場、だからこそなんです。
試合の中でも、ぜひ意識して見て下さい。
真面目な方ほど、実は効果大です。
しっかり準備をして、試合の現場では少し遊ぶ。
全部のポイントが大事、全部落とせない・・・となると、自分を追い込むだけ。
ベースはしっかりしてるんだから、と自信を持っていきましょうよ。