メンタル

最初は伸び伸び、でも後半は・・・?

試合に入って、何だか調子が良くて良い感じ。

強い相手にも、3-0くらいでリードして・・・そこから、どうでしょうか?

競っては落とし、のゲームを繰り返して結局4-6で負けるような試合、多くないですか?

こんな試合を勝ってこそ、本当に自信が付きますよね。

今回は、ちょっとした試合運びのコツを書いてみます!

 

最初は伸び伸び、でも後半は・・・?

 


 

1.リードは守るんじゃなくて、活かす

私は、こう考えています。

リードを守る、と考えるとプレーが消極的になりますからね。

リードは守っても守り切れない、だから活かすことを考える。

例えば、3-0で序盤にリードしたなら、どう活かしましょうか。

相手は、当然プレーを変えて来ます。

恐らく、自分のミスが多いと感じてプレーを堅実にしてくるでしょう。

テニスコートで起きている試合って、ほとんどパターンは決まっています。

ミスが少ない選手が、ミスを減らして挽回する、それだけのことです。

 

2.相手は堅実になる、ことが分かっているなら・・・?

3-0でリードした時点で、まず相手は堅実になります。

変なミス、はもうしないと思った方が良いでしょう。

となれば、アナタ自身が考えること、やるべきことは何でしょうか?

堅実にプレーさせない、と思ったらまずはネットに出る。

シングルスならあえて、相手に攻めさせてみるのも有りでしょう。

浅いボールを打って、「さぁ攻撃して!そして、ミスして!」という感じで。

ペースを落とそうとする相手に、そうさせない工夫が大事です。

 

3.3-0からは、選手交代!

しましょう、試合では。

全く別な選手になって、新しく戦う。

そうすれば、相手だって嫌ですよ。

リードされているとはいえ、ようやく感覚もつかめて来てミスも減ってきたのに・・・なんだか感じが変わっていく。

リードを守るんじゃなくて、プレッシャーにして活かす。

そのために、アナタ自身も「変身できるスタイル」を持っておきたいですね。

待っていても、もう相手はミスしてくれませんから。

そのままリードを守ろうとしても、勝てないですよ。

 

4.結局、ミスが多い方が試合は負ける

色々なテニスの参考書、雑誌には書いてありますよね。

やはり、序盤のリードは相手のミスが多い。

これをまず自覚して、減らして来たときの準備をすることが大事。

プレースタイルを変えること、が私はお勧めです。

調子が悪いときにはもちろん、リードしたときにも、です。

堅実にいきたいのに、何かしないといけない・・・というプレッシャーをかけ続けましょう。

3-0リード、そこからまた別な選手で試合開始!

これがキーワードです。

 

強い相手に勝ちたいなら、これくらいは最低限必要ですね。

相手の勝ちたいという意志を、見くびってはいけません。

0-3ビハインドなんて、試合慣れしている選手からするとまだまだ序の口。

アナタ自身、そこからが勝負ですね。

ピックアップ記事

  1. Note はじめました
  2. あらゆる場面で活躍できる「万能タイプスポーツサプリメント」凌駕BCAA+
  3. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  4. これからの暑い時期にあると便利な、「高速製氷機」とは?
  5. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について

関連記事

  1. テニス 練習

    メンタル

    練習で、しっかり「自信の土台」を作れているか?

    皆さんは、何のために練習、するのでしょう。もちろん、試合で勝つ…

  2. テニス 戦術

    メンタル

    テニスの試合はリードを奪うのは簡単だけど、「リードを守るのは難しい」のはなぜなのか?

    テニスの試合、誰でもまくられた経験はあるはず。リードしていても…

  3. テニス 戦術

    メンタル

    試合では、良いポイントを3つ続けるのが大変なんです

    私は審判台の上から、思っていたこと、気付いたことがあります。試…

  4. テニス スポーツ

    メンタル

    「自分は運動神経が悪い・・・」と思っている人でも、テニスは上手くなれると思う理由4つ

    テニスに運動神経、って必要だと思いますか?運動神経って聞くとす…

  5. テニス 指導

    メンタル

    チャンスを活かせる人は、いつも気負い過ぎていない

    試合でチャンスを活かせる人。例えばたまにしか来ないようなブレイ…

  6. テニス スマッシュ

    メンタル

    テニスの試合では、ポイントイメージが固まるまでポジションにはつかないこと

    テニスの試合は、もっと自分のペースで進めて良い。試合の進行状況…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス グッズ

    テニス知識

    テニスの試合に行くときに、ラケットバックに入れとくと便利なグッズ6選
  2. テニス ストローク

    フットワーク

    相手が仰け反った瞬間、そのストロークは浅くなる
  3. テニス ストローク

    戦術

    テニスというルールの中で、自分の土俵を作れば試合に勝てるはず
  4. テニス テニスボール

    メンタル

    テニスの試合、ポイントは「取り返そう」と思うのではなく、「自分の印象を活かす」方…
  5. ストローク

    テニスの試合で、「スライス回転がしっかりかかったボレー」を返球する為に、必要なス…
PAGE TOP