テニス 錦織圭

ストローク

「スライスって使ってる?」改めてテニスの試合で活きるメリットに着目してみました

テニスの練習は強くなるために行うもの。

でも強さって攻撃だけでは無い。

粘り強さなどのディフェンス力も強さとなる。

 

「スライスって使ってる?」改めてテニスの試合で活きるメリットに着目してみました

 


 

だからパワフルで攻撃的なショットばかり練習しているとチャンスでは力を発揮出来るけど、肝心なそのチャンスが来るまで待てなかったりする。

だから粘り強さのための練習をしないといけないんだけど、その代表的なのがスライスだ。

左右に大きく振り回されたり、パワフルでスピードある相手ショットを受けたりするのに最適。

でも、なんでそういう余裕の無い場面で使いやすいのだ?

その理由が分かっていると、スライスをますます有効利用し易くなると思うよ。

 

その理由は、まず打点

しっかり身体の前で打たないといけないトップスピンに比べて、かなり身体に食い込まれた打点でも何とか返せてしまうスライスの打点の幅広さ。

これは便利!!

それからリズム。

①テイクバック

②ラケットダウン

③スウィング

と3つのリズムで主に成り立っているトップスピンに比べて①テイクバック(ラケットセット)、②スウィングと2つのリズムで打てるスライスは、とっさに使いやすいし走りながら打つ時に、走っている足と合わせやすい。

 



 

威力はさほど無いショットだから、時間かけて相手にボールを渡したいという気持ちを持つこと

それから食い込まれた打点で打たされ続けても、ちゃんと打点を前に設定しなおして、トップスピンに戻せるように注意すること。

とにかく便利なスライスはフェデラーもナダルもよく使うくらいなんだから、しっかり練習して試合の中でどんどん利用してみよう。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸
  2. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  3. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  4. Note はじめました
  5. メルマガ配信、登録を開始します!

関連記事

  1. テニス ボレー

    ストローク

    打点が身体に近い時は、ラケット動作を止めてブロック返球を

    試合の中で、意外と多いのがボディ近くのボールの処理。ボレーでも…

  2. テニス ストローク

    ストローク

    ストロークでスピン回転がかからない人が、やりがちなミス5つ

    ストロークでスピン回転をかける。この基本が出来ないと、試合でラ…

  3. ストローク

    当たり損ないは、減らせる

    私は、最近これに真剣に取り組んでいます。ラケットとボールで、…

  4. ストローク

    打つ瞬間だけ力を入れるから、ショットに切れが出る

    ストロークでもボレーでも、これが大事なポイント。腕力に任せてラ…

  5. テニス ボレー
  6. ストローク

    クロス方向へのストローク、相手を追い出せてる?

    クロス方向へのストロークショット、みなさん試合でどう使いますか?…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    困ったときの「ファーストサーブの威力頼み」、状況は変わらない
  2. テニス ストローク

    戦術

    大事な試合でミスが続くときに、「触らない方がマシ」という風にだけはならないように…
  3. テニス 打点

    戦術

    試合の逆転、はそのずっと前に布石がある
  4. テニス サーブ

    サーブ

    ダブルフォルトが癖になっている、みなさんへ
  5. テニス スマッシュ

    ストローク

    テニスの上達の鍵は、「小指」の使い方に有り
PAGE TOP