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テニスの練習は強くなるために行うもの。
でも強さって攻撃だけでは無い。
粘り強さなどのディフェンス力も強さとなる。
「スライスって使ってる?」改めてテニスの試合で活きるメリットに着目してみました
だからパワフルで攻撃的なショットばかり練習しているとチャンスでは力を発揮出来るけど、肝心なそのチャンスが来るまで待てなかったりする。
だから粘り強さのための練習をしないといけないんだけど、その代表的なのがスライスだ。
左右に大きく振り回されたり、パワフルでスピードある相手ショットを受けたりするのに最適。
でも、なんでそういう余裕の無い場面で使いやすいのだ?
その理由が分かっていると、スライスをますます有効利用し易くなると思うよ。
その理由は、まず打点
しっかり身体の前で打たないといけないトップスピンに比べて、かなり身体に食い込まれた打点でも何とか返せてしまうスライスの打点の幅広さ。
これは便利!!
それからリズム。
①テイクバック
②ラケットダウン
③スウィング
と3つのリズムで主に成り立っているトップスピンに比べて①テイクバック(ラケットセット)、②スウィングと2つのリズムで打てるスライスは、とっさに使いやすいし走りながら打つ時に、走っている足と合わせやすい。
威力はさほど無いショットだから、時間かけて相手にボールを渡したいという気持ちを持つこと
それから食い込まれた打点で打たされ続けても、ちゃんと打点を前に設定しなおして、トップスピンに戻せるように注意すること。
とにかく便利なスライスはフェデラーもナダルもよく使うくらいなんだから、しっかり練習して試合の中でどんどん利用してみよう。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ
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