テニス 環境

戦術

試合をこなす、から、「計る」に変えていこう

来年は、自分を変えていきたい。

試合で勝てるような選手になりたいし、テニスを変えたいと考えているみなさん。

試合に臨む、スタンスを変えてみませんか?

「そんなの楽しいの?」と思うかも知れませんが、楽しいですよ。

そして楽しいと思えたら、きっとアナタはもう強くなっています。

 

試合をこなす、から、「計る」に変えていこう

 

1.試合を可視化していこう

私が審判をしていた頃は、まだスコアカードが手書きでした。

その中で、シンプルだけどたくさんのことが見えてきます。

サーブの確率、ブレイクポイントの奪取率、サービスエースの数・・・。

こういったことは、プロ選手の試合でなくても出来ます。

そう、アナタ自身の試合を可視化していく、数値化していく。

このスタンスに変えてみれば、きっとアナタ自身、試合への挑み方が変わってくると思うんですよね。

 

2.完璧にやる必要は、ありません

もちろん、私たちの試合はセルフジャッジ。

審判もつかなければ、動画を撮影するのも難しいことが多いでしょう。

アナタ自身、完璧を求めなくて大丈夫。

試合の中で、ザックリで良い。

今日この試合、ファーストサーブの確率は70%で、ブレイクポイントは50%取りたい、みたいな感じで良い。

数値で前もって想定しておけば、高い、低いが分かる。

上手くいっていなければ、軌道修正も出来る。

試合をこなす、のではなく「計る」という気持ちになれば、冷静に試合を進めることが出来る。

そんな試合って、つまらないですかね?

 

3.数値を重ねていくことは、自分の自信になる

きっと、数字が嫌いな人は試合に勝てない。

逆に言えば、試合に勝てる人は数字が大好き。

テニスだけじゃない、スポーツ選手全般そうですよ。

数字は絶対値ですし、誰が見ても明らかなもの。

そして、自分に自信を与えてくれるもの、なはずです。

試合後に、記憶を頼りに試合を「計った」結果をテニスノートにメモしてみる。

そうやって書き留めたことは、人は覚えていきます。

次の試合、書いた数字と照らし合わせながら試合を進めていける。

小さいことですが、こうやって自分の試合を「計る」ことが、アナタ自身のステップになるはずです。

 

4.自分を知れば、2018年もきっと明るい

私は、そう思いますよ。

自分を知る、ということは、数字で測る、ということなんです。

こういうことを書くと、たくさんの反論を頂きそうですが、私はこの覚悟でテニスを成長させていくしかないと思っています。

色々な確率を、事実で把握する。

自分を知ることが出来れば、きっと2018年のテニスの展望も、明るく見えてくるでしょう。

こういうことを書いても、実践する方は2%くらいでしょうか。

だから、チャンスなんですけどね。

 

自分を知る、為には自分を計らないと。

計測するのって、怖いんですよ、誰だって。

自分の実力が、数値で明らかになることに拒絶反応を示すのが自然です。

でも、それだと成長も無い、自分を知らないから何も変わらない。

2018年も、一緒に自分自身のテニスを計り続けませんか?

ピックアップ記事

  1. YouTubeチャンネル登録200人、ありがとう御座います
  2. 40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  3. テニス選手の筋肉に必要なプロテインは、ささみプロテインバーでの補給が最適
  4. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった
  5. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー

関連記事

  1. 戦術

    いつもアングル、という選択肢を持つ

    攻撃力をアップして、試合に勝ちたい。そう考えている方、ペアの…

  2. 戦術

    相手のレベルに関係なく、攻めて勝とう

    テニスにおける戦術の基本、もう一度確認しておきましょう。ミスは…

  3. 戦術

    想像するから、テニスは強くなる

    みなさんは、何かを想像することは好きですか?私は、大好きです…

  4. テニス メンタル

    戦術

    「基本はやっぱりオールラウンド」テニスのプレースタイルのベースを磨いて、その後に個性を出していく

    色んなプレースタイルがあるけど、君はどんなテニスで戦っている?…

  5. テニス サーブ

    戦術

    「自分の得意なボール」で勝負したくなる、のがテニスの試合では怖い

    良いボールを打っているのに、負けてしまう。押しているのに、ポイ…

  6. 戦術

    チャンスボールを打ち込むのが苦手な方、意識したい5つのポイント

    今回は、久しぶりにこのテーマで。チャンスボールを打ち込む、こ…

特集記事

  1. テニス ダブルス

    日々の雑記

    アナタ目線、は永遠の財産になる
  2. テニス サーブ

    サーブ

    試合でこそ効果を発揮する、「女子ダブルスに必要なサーブ」の特徴5つ
  3. ダブルス

    シングルスの楽しみを、ダブルスに求めては勝てない
  4. テニス 練習

    ストローク

    調子が悪いときのストロークを安定させるには、「速い準備でゆっくり振り切る」ことに…
  5. ダブルス

    ポーチに出られないコツは、シンプルに〇〇
PAGE TOP