テニス ミス

日々の雑記

みんなから同情されたい病、を治す薬はありません

今日はクリスマスイブ、ですね。

各地でクリスマスっぽいテニストーナメント、も開催されていて、参加されている方も多いんじゃないでしょうか。

そろそろ、一年の打ち納めという方も多いでしょう。

一年のテニスを振り返りながら、みなさんにもぜひ考えて欲しい部分があります。

 

今日、出かけた先のお店で、たまたまこんな会話が耳に入って来ました。

恐らく、女性お二人が普段テニスをプレーしている方、私の前でレジに並んで会話を楽しんでいる。

内容を聞いていると・・・。

「仕事が忙し過ぎて、テニスが出来ない」

「テニスが出来ないから、ペアに申し訳なくて、試合に出れない」

「テニスの練習を頑張ると、家庭のことが全然出来ない・・・」

という感じで、お互いの悩みをぶつけ合う。

相談する感じでもなく、ただただ、自分の話の繰り返し。

もちろん、この会話を悪いとは思いませんし、私自身もこういう会話はすることがあります。

テニスの試合に出ていたら、ストレス溜まりますしね、本当に。

 

でも、残念ながらテニス界には「みんなから同情されたい病」の人が多い。

まぁ、そりゃそうですよね。

トーナメント大会、笑って会場を去ることが出来るのは、優勝者か優勝ペアだけですから。

その他の人は、敗退して家路につく。

それに、次の日からは仕事に家事に、厳しい日常が待っている。

気持ちは分かります。

 

でも、同情されたいと思っても、それはアナタを弱くしていくだけ。

口に出していることは、アナタ自身の未来を現している。

「仕事が忙しくて、テニスに集中出来ない」と言っている限りは、その感じが続いていく。

誰にも同情されないし、同情されたとしても、アナタ自身が「自分は大変なんだ」とより勘違いが進んでしまう。

厳しいようですが、アナタ自身、こういう感覚に陥っていないかを客観視して欲しいんです。

 

「毎回厳しいことばかり言うけど、お前はどうなんだよ」

と、自分でも考えてみることが増えました。

同情されたいと、たまに思うこともあります。

でも、それってやっぱり「病」なんだと。

テニスを続けていく限り、こういう病とはずっと戦い続けていかないといけない。

その覚悟がある方、こそ、T-PRESSの読者として育っていって欲しい。

その為には、もっともっと、みなさんの心を動かす言葉やアイデア、が必要だと思っています。

今年も、残りあと僅か。

2017年も、もう少しだけお付き合いくださいね。

ピックアップ記事

  1. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  2. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  3. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品
  4. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを
  5. 水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える

関連記事

  1. テニス サーブ

    日々の雑記

    「テニスは採点競技じゃない?」確かに勝敗には関係無い、ですけどね

    冬の時期って、「採点競技」が増えますよね。冬季オリンピックも、…

  2. テニス メンタル

    日々の雑記

    大したことじゃないけど、新しいこと始めます

    いつもサイトを観て頂き、ありがとう御座います!先月実施したアン…

  3. テニス

    日々の雑記

    僕らの試合は、オリンピックのそれとは違う

    ふと、昨晩テレビをつけてみると・・・オリンピック!毎回思うのが、「…

  4. 日々の雑記

    昔は体育館、今は・・・?

    テニスを始める前は、バレーボール少年でした。小学校の6時間目が…

  5. 日々の雑記

    川口能活、という選手について語りたい

    あれは確か、私が小学5年生の冬だったと思う。世の中は、Jリーグ…

  6. テニス ストローク

    日々の雑記

    自分のテニスに、胸を張ってコートに立とう

    「まだまだです」「あくまでヒントでしかない」「試合に勝…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. フットワーク

    「どっちの足から決めるの?」が、ストロークの生命線
  2. テニス シングルス

    日々の雑記

    テニスだけを教える仕事、ならテニスコーチなんて楽しく無い
  3. テニス ダブルス

    ダブルス

    テニスの試合の中で「ダブルスの前衛がポーチに出たとき」の後衛の動き、実は曖昧にな…
  4. テニス メンタル

    メンタル

    対戦相手に名前負けしてしまうのは、結局「自分が可愛くて、守りたい」から
  5. テニス ロブ

    ストローク

    「女性の方、必見」テニスの試合で、男性相手の回転系ボールの返し方5つ
PAGE TOP