テニス 序盤

日々の雑記

「何が足りないか?何が通用しないのか?」を、最近考えました?

テニスって、誤魔化しが効くんですよね。

ちょっと、いきなりすみません。

最近みなさんの中で、「自分に何が足りないのか?」について、考える機会はありましたか?

私は、こんな感覚ばっかりです。

自分自身のテニスについてもそうですし、このT-PRESSについてもそう、ですね。

もっとみなさんの力になりたい、けど、自分には力が足りない・・・と。

そう考えること、が多くなってきました。

 

アンケートやご意見、ご感想を頂いていると、すごく胸が打たれます。

ある方は、テニスコートも無いような離島に住んでいるんだけど、テニスが好きでいつかコートで打ってみたい、と。

壁打ちするような場所、もちろんコートも無いので、ラケットとボールだけで日々練習しているそうです。

また別な方からは、試合をする相手もいないくらいの田舎なんだけど、県大会で勝ちたい。

でもテニス部は自分一人しかいないから、試合でやるテニスが唯一、コートで試合が出来る、人と打ち合える場、だという話を聞きました。

本当に、頭が下がります。

こういう環境でも、テニスを頑張りたい、という気持ちを持ち続ける。

簡単なことじゃないと思うんですけどね・・・本当に。

でもそれくらい、テニスって人を引き付ける何か、があるんだなと。

みなさんの声を聴くたびに、私は再確認出来ます。

本当に、幸せなことです。

 

こういう人に対して、自分は何が出来るのか。

私はいつも、自分に問いかけていますが・・・その答えは未だに出ていません。

でも、きっといつか、こういう離島に住んでいる方も、対戦相手がいないような場所に住んでいる方も、一緒にコートの上でボールを打ち合える時が来る気がしてるんです。

そういう場を創っていく、ことが出来るんじゃないかなと。

まだ、想像の世界ですけどね。

でも、想像出来ることは、大抵が実現出来る。

 

ボールを打ち合えば、人の心は通い合う。

これって、本当にテニスの魅力だと思うんです。

かつて、私のテニススクール時代に尊敬していた上司のコーチの、口癖でした。

「分かり合えない相手がいれば、ボールを打ち合えば良いよ。ボールを打ち合えば、全てが分かるから」という言葉。

これは、本当だなと。

ボールを打ち合う、ラリーするということが、最高の会話になるんですよね。

テニスをやっている人の特権、だと思いますよ。

ちょっと会話も難しい、この人苦手だな・・・という人ほど、実はラリーをすれば分かり合える。

だって、それくらいテニスって人間臭いものですから。

テニスという手段がある、というのは、私たちにとって非常に幸せなことだと思います。

 

また、今日も何を書いているのか分からなくなってきました・・・。

ボールを打ち合う、中で自分が足りないモノが見えてくる。

試合なんて、まさにそうじゃないですか。

自分に未熟な部分、通用しない部分ばかり見えてくる。

「なんで土日に、休みの日にこんな想いをしないといけないのか・・・」と、思うのが普通。

でも、試合に出続けている人、はそうは思わないじゃないですか。

これって、奇跡に近い。

そんな奇跡に近い人に支えられて、私は今日も明日も、これからも記事を書き続けます。

 

時に心苦しい、読んでいて腹立たしい内容もあるでしょう。

なぜなら、私は本気ですから。

本気でみなさんのテニス、と向き合いたいと思っている。

だから言葉も激しいし、知らない人から言われる筋合いの無いような内容ばかりです。

でも、それがみなさんのテニスの為、試合に勝ちたいと思うみなさんの為、になると思っているから。

おこがましいのは、百も承知です。

これからも、読み続けて頂ける方には、必ず損はさせない、それだけです。

10月もあと1日、ですね。

残り少ない2017年、まだまだみなさん、やり残したことがあるはず。

自分を動かしていくのは、今、ですよ。

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コメント

    • YS
    • 2017年 10月 31日

    今日の記事には心を打たれました・・・

    テニスって楽しいですね.

      • tomita
      • 2017年 10月 31日

      コメントありがとう御座います。
      私自身、読者のみなさんに成長させて頂いていますので、これからも恩返しのつもりで記事を書いていければと思っています。
      これからも宜しくお願いします!

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