目次
ストローク、ボレー、サーブにスマッシュ・・・。
皆さんは、ラケットを握るときにどの「指」を意識してますか?
これって、結構曖昧というか個人で差があると思うんですよね。
私は、テニスをやっている人の手のひらを見る時には、必ずマメの位置をチェックしています。
手のひらの、どの位置にマメが出来ているのか。
つまりは、どの部分で強く握っているのか、を見てみると・・・実は、そこに大きな秘密が隠されている。
キーワードは、「小指」です。
テニスの上達の鍵は、「小指」の使い方に有り
1.手のひらにマメ、ありますか?
私はもう・・・薄くしかありませんが、学生の皆さんや毎日テニスを練習出来ている人には、必ず出来ているはず。
その位置を、自分で確認してみましょう。
触ってみて、どの程度の硬さかを確認してみる。
小指の付け根にあるのか、それとも人差し指に近い側なのか。
基本的には、指の付け根の少し下、に小さいマメが出来ている方が多いと思います。
「小指側」のマメが大きいほど、私はテニスの上達が早い、上級者が多いなという印象です。
2.ラケットは、「小指」で握ろう!
今回のテーマは、これです。
ラケットは、全てのショットで小指中心で握っていきたい。
親指や人差し指、は出来るだけ脱力してラケットを「支える」役割に徹する。
グリップの下の部分、を小指で軽く握っていれば、ラケットを動かすのも楽だし疲れない。
出来るだけラケットは長く握った方が、威力も出るしリーチも長くなりますからね。
親指と人差し指に力が入って、大きいマメが出来ている人は・・・もしかするとミスが早い、握力が切れるのも早い人かも知れません。
3.小指主役で打点前、を癖付けよう
でも、やっぱり小指で握るのって結構怖いんですよ。
ラケットがグラグラするし、特にサーブやボレーはボールに負けてしまいそうな感じかも知れません。
そんな人が意識したいのは、打点。
打点が後ろだと、親指や人差し指で握っても、しんどい。
小指中心でラケットを長く持って、打点を前にするのが一番効率的にボールに力を伝えることが出来るはず。
ぜひ、握り方のところで意識してみて下さい。
4.小指中心、薬指と中指を添えるのが基本グリップ
今、少しイメージしてみて下さい。
親指と人差し指は、本当に添えるだけ。
この持ち方が、リラックスして普段からラケットを持って構えるスタンダード、な握り方。
ボールを打っていない瞬間は、この形を維持してリラックス、脱力。
結構、練習しないと不安になりますからね、普段の練習から意識していきましょう。
5.男性なら、小指を余らせても良い!
私は、このコツを掴んでサーブが劇的に改善されました。
小指を余らせて、もっと長くラケットを持つ。
小指を余らすことで、ラケットヘッドの可動域が拡がるので回転系のサーブがより鋭くなる。
ちょっと、力は入り辛くなるんですけどね・・・でも、セカンドサーブは劇的に良くなりました。
男性でリーチがある、手のひらも少し大きめの人はぜひ試してみて欲しい。
小指を余らせると、よりリラックス出来るはずです!
自分の手のひらのマメ、定期的にチェックしましょうね。
怪我の予防もそうですが、どのあたりで力を入れているのかをしっかり確認しておく。
恐らく、テニスを始めた頃、初心者の方は人差し指側に力が入るはずなんです。
それを、ちょっとずつ小指側に移行させていく。
グリップの握り方一つで、テニスは変わります。
騙されたと思って、試してみて下さい。
■手のひらをエクササイズ、日ごろから意識出来ると効果的です