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ストローク

軽く打ってるのに、なぜあの人のストロークには伸びがあるのか?

目次

軽く打っているのに、すごくストロークに伸びがある人。

試合も強いし、ミスも少ない・・・なんで?と思いますよね。

ただリラックスしているだけじゃない、そのポイントはアナタにも真似出来る部分はあります。

私なりに、分析してみました。

 

軽く打ってるのに、なぜあの人のストロークには伸びがあるのか?

 


 

1.軽く打っている相手をよく観てみよう

アナタ自身が軽く打っているのに、すごい選手、をもっとよく観てみましょう。

落ち着いて客観的に観察していると、何か共通する特徴があるはずです。

私が観て感じるのは、

 

・打点が前

・止まって打てている

・準備が早い

・スウィングの振り出しが速い

 

の4つ。

ストロークの基本ばかりですが、これらが揃ったときにはすごく軽く打っている。

ように見えるのに、すごくキレのあるボールが打てるようになるのです。

 

2.ほとんどの選手は、ドタバタドタバタなストローク

逆に軽く打てていない人、はドタバタ過ぎ。

構えも遅いし足が止まれていない、だから打点も後ろになるし準備も遅い。

最後の最後で強引に打っているように見えるから、余裕が無いんですよね。

基本的なことをしっかり速く、事前に終えてしまうくらいに出来れば、ストロークは自然に力まなくなる。

軽く打っている、そう、打っているときには軽くで良いんです。

それまでに、激しく汗をかいて準備している訳ですから。

 



 

3.速い準備と打点前、は技術的な問題では無い

「でも、自分はまだまだストロークのレベルが低いから・・・」と思っている人は、勘違いしている。

しっかり相手が打った瞬間に早く動く、テイクバックも速い、止まるのも早い。

こういったことは、初心者の方でも誰でも出来るのです。

技術的な問題ではなく、意識だけの問題。

逆に技術はあっても構えが遅い、準備が遅い人は、その技術を活かせないのがテニスのストローク。

書いてみれば当たり前のことですが、軽く打ってしっかりキレのあるストロークは全てが準備次第。

その余裕さが、相手に対して「軽く打っている」というプレッシャーを与えることが出来るのです。

 

ストロークの秘策、をお伝え出来なくてすみません。

基本的なことばかりじゃん・・・と思った方、多いでしょう。

でも、だからこそ、みんな甘く見てやらないんですよ。

基本って、地味ですからね。

でもその基本にこそ、軽く打って強い、試合で使えて勝てるストロークの秘訣がある。

さぁ、ちょっと意識してやってみませんか?

↓力まず正しい打点で打つトレーニングはこれが便利です

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