テニス 感覚

メンタル

一昨日のカープ優勝の瞬間を観て感じた、「悔しい瞬間を眼に焼き付けること」の大切さ

一昨日は広島カープがセリーグでの優勝を決め、一つの節目の日となりました。

もちろん、この後もシーズンで試合は続くし、CSを勝ち抜かないと次のステージ、日本シリーズでは戦えない。

それは重々承知のうえで、ですが、こういう機会は「成長出来る」最高の機会だと私は思う。

「こういう機会」とは、悔しさを眼に焼き付ける瞬間。

人を成長させるのは、いつの時代もどんなスポーツも、我慢できないくらいの「悔しさ」です。

 

一昨日のカープ優勝の瞬間を観て感じた、「悔しい瞬間を眼に焼き付けること」の大切さ

 


 

1.胴上げの瞬間を観ずに引き上げた、チームジャイアンツ

賛否両論あるでしょう。

次の日も試合だし、CSに向けて再稼働するには1秒でも惜しい。

ですが、私がもし監督の立場なら・・・どうしただろうと考える。

ベテラン選手、若い選手に関わらず、しっかりと胴上げを見届けようと声をかけたはず。

なぜならこんなに悔しい場面、悔しい光景を、しっかり眼に焼き付ける機会は無いからです。

 

2.「狂うほどの悔しさ」でしか、人は変われない

私の経験上、狂ってしまうほどの悔しさが人を変える。

人を変える力を持っている。

何かが欲しい、のではなく、「もう二度と、こんな想いはしたくない」という気持ちが自分を動かしていく。

アナタは最近、狂うほど何かが悔しいという経験、ありましたか?

無ければ・・・何かきっかけが足りないのかも知れません。

 

3.自分が負けた相手の試合は、観続けよう

私からアドバイス出来るとすれば、自分が負けた相手に神経質になること。

次は絶対に負けない、と思えるくらい悔しい想いが持てていれば、自分が負けた後の試合も観察出来る。

悔しいと口では言っても、試合に負けたらサッサと帰る、テニスノートもつけない。

そんな選手は、才能以上には強くなれない。

悔しい場面から、自分自身逃げない、そしてその気持ちとしっかり向き合う。

メンタルの強さって、結局はこういう細かいことの積み重ねでしか養えないのですから。

 

本気になれば、本気で頑張っていれば、負ければ悔しい。

私自身、いつも試合に負けた後に、どの程度悔しかったのかをノートに記しています。

悔しさ度合が低いときは、練習出来ていないとき。

自分に自信が無いとき。

そう、試合が始まる前から負けていたんですよね、だから悔しさが増幅する訳無いんです。

アナタは・・・どうですか?

最近、狂うほど悔しい想い、出来ていますか?

ピックアップ記事

  1. これからの冬のテニスに最適な、ネックウォーマー4選
  2. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  3. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  4. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選
  5. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品

関連記事

  1. テニス テニスボール
  2. テニス メンタル

    メンタル

    どんなに相手が強敵でも、人間の力に大差は無い

    テニスの試合、どうしようも無いくらいの実力者はいる。第一シード…

  3. テニス メンタル

    メンタル

    テニスをやっていて「対戦相手にコンプレックスを抱く」のは、自分の長所を理解出来ていないから

    テニスで試合に出ていると、どうにも自信が無さそうな選手が目立つ。…

  4. テニス 指導

    メンタル

    「勝ちたい」ではなく、「勝たないといけない」までもっていこう

    テニスの試合に出ていると、負けず嫌いで勝気な人が多い。これって…

  5. テニス ダブルス

    メンタル

    自分が我慢して保たれる世界は、きっと幻想

    テニスは、一人では出来ない。相手と打ち合い、切磋琢磨し、成長…

  6. テニス 打点

    メンタル

    相手を心から尊敬したとき、本当の実力を出せる

    良い試合、自分の心に残る試合。そういう試合って、本当に自分の実…

特集記事

  1. テニス サーブ

    サーブ

    サーブで打つコースに悩んだら、「困ったときの○○」でラケットを振り切ろう!
  2. ダブルス

    ストライクゾーンで、勝負しよう
  3. テニス ストローク

    シングルス

    シングルスの試合で攻撃的なリターンを身に付けたければ、「基本はフォアハンドのグリ…
  4. その他

    「自炊力を養おう」テニスを強くなるには、色々な力があると便利!
  5. テニス 部活

    シングルス

    シングルスの試合の中で、「技術はあるのに、先にミスして自滅していく人」に共通する…
PAGE TOP