テニス 客観視

日々の雑記

日本のスポーツ中継を観ていて、気持ち悪いと感じるのは私だけでしょうか?

それにしても、「前からこんなだったっけ?」と、思ってしまう。

高校野球、高校サッカー、大学駅伝・・・。

日本って、スポーツ中継を観ていてすごく「実況」が気になりますよね。

いや、全てが悪いというわけでは無いんですが、今回はあくまで私見を少し。

「敗者がヒーローになる」って、マインドコントロールに近い。

 


 

スポーツには、必ず勝者と敗者に分かれる。

でも、どこか日本のスポーツ中継って「敗者」を讃える。

もちろん、頑張った名勝負、敗者も胸を張って良いし、しっかり想いは伝えてあげたい、と思う気持ちは分かります。

悲劇のヒロイン、を作って視聴率を上げたいのも分かる。

惜しかった、次こそは・・・という報道であれば、どんどん話題も引っ張れる。

 

今放送している世界水泳でも、「なんとこの選手は、〇〇のレースの直後に■■にも出るんです!」という強調の仕方。

まるで、負けても仕方ないかのような布石、だと思ってしまうのは私がひねくれているからかも知れません。

でも、選手はしっかり準備しているし、言い訳が出来ないことは分かっている。

必要以上に、悲劇のヒーロー、ヒロインを作る必要は無いと思いますが、それだと番組として面白くない・・・んでしょうかね。

まぁ、全てはビジネスですし消費者が中心、ですから。

これ以上は言いたくありませんが、最後になぜ、この話をしたのかということを少し。

 

テレビでもそうですが、全ては「刷り込み」の要素を持っている。

読者の皆さんは、テニスの試合で自分が主役となって、勝ちたいと思っているはず。

だからこそ、こういう「美化された悲劇」には、客観性を持って観て欲しいんです。

感情移入が癖になると、「あぁ・・・俺も今日は頑張った、もう負けて良いや」と思ってしまうテニス選手になってしまうから。

アナタには、選手として試合に勝って欲しい。

その視点を、常に日常生活から磨いて欲しい。

暑苦しいかも知れませんが、日本のテレビでのスポーツ中継、危険です。

それだけは、頭のどこかに置いて、常に自分のテニスにも影響すると思っておく。

そうするだけで、不思議とテニスのメンタルも醸成されていくでしょう。

ピックアップ記事

  1. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  2. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  3. 都内でラケットバッグを持ち歩くのは辛い!人は、「ecbo cloak」でラケバを…
  4. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  5. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず

関連記事

  1. テニス メンタル

    日々の雑記

    断言します、アナタは「人を感動させる」試合の主役になれる

    年末になると、スポーツの観戦機会が増えますよね。テレビでもサッ…

  2. テニス コントロール

    日々の雑記

    「とりあえず批判しとこう」的な自分を、誰も批判してはくれない

    今年もあっという間に6月、ですね。なんだかもう、今年も半分が終…

  3. テニス メンタル

    日々の雑記

    コート上では一人、そんな経験テニスじゃなきゃ出来ない

    何となくですが、最近感じること。それは、「シングルスの試合に出…

  4. テニス サイト

    日々の雑記

    LINEは便利だけど、慣れると怖いんじゃないかという話

    皆さん連休は、いかがお過ごしでしたか・・・?テニスをするには本…

  5. 日々の雑記

    私の母親について

    今月は私がイベントに不参加となったり、みなさんには大変ご迷惑をおかけ…

  6. テニス 環境

    日々の雑記

    後輩来た道、先輩ゆく道

    もうすぐゴールデンウィーク。既に連休がスタートしている方も多い…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ロブ

    後衛にバックボレーでカットさせる、のがダブルスの試合でのナイスロブ
  2. ロブ

    リターンでいきなり トップスピンロブが使える!
  3. テニス メンタル

    メンタル

    大きな決断をするときに、「周りからどう見られるか?」を判断材料にしてはいけない
  4. サーブ

    パートナーのサーブを、いかに盛り上げていくか
  5. テニス ストローク

    ダブルス

    ダブルスの試合でのサインプレーの仕掛け所は、相手が落ち込んでいるタイミングが一番…
PAGE TOP