テニス ガット

その他

テニスの試合、一番大事な「ラケットの準備」はみんなどうしてる?

試合前に色々作戦を考えたり、ウォーミングアップしたりするけど、意外と基本的な部分、忘れていませんか?

そう、テニスラケットについて、アナタはどんな準備をしていますか?

「そんなの、普段通り・・・」と思っている人、ちょっと真剣に考えてみましょう。

何本、どんなラケットを持っておけば、試合の中で勝利に近づけるか・・・。

あくまで「準備」に意識を置いて、考えてみましょう。

 

テニスの試合、一番大事な「ラケットの準備」はみんなどうしてる?

 


 

■「ガットが切れたとき」の為だけの準備?

テニスをやっている人は、ラケットのガットが切れるのを経験している人も多い。

男性でハードヒッターなら、1日にで数回切れてしまう人もいるでしょう。

そんな人は、やっぱり同じくらいのテンションで貼ってある、同じようなスペックのラケットを最低1本は予備として持っておきたい。

これは、「ガットが切れていなくても」ラケットを変えることが出来て便利。

錦織選手もチェンジコートやニューボールにチェンジしたりするときに、ラケットを代えたりしますよね。

1セットマッチの試合の中でも、どこか流れを変えたい、気分を代えたいときには、スペックの近いラケットで代えてしまうのも手です。

 

■相手が強くて、押し込まれる!ときに、助けてくれるラケットとは?

テニスのトーナメントでは、格上相手の選手に粘って勝つ、そんな試合も乗り越えなければなりません。

相手に走らされ、やっと追いついたときに返球してくれるラケットは、どんなラケットでしょうか?

少しガットのテンションを落として、柔らかいマルチ系のガットを張ったラケットだと、こういう場面も対応しやすい。

私自身、格上選手と試合をするときには、テンションを少し落としたラケットを必ず準備します。

そのほうがボールが飛びやすいし、合わせて返球するスライスも使いやすい。

自分のプレースタイルを変えていくには、ラケットを代えていくのが一番効果的だったりもします。

 

■結論は、近いスペックのラケット2本、少しテンションを落としたラケット1本の計3本

この3本があれば、試合でも色々な状況に対応できるでしょう。

大事なのは、「同じラケットでも、テンションとガットにより、テニスは変わる」というのを知っておくこと。

細かい感覚に、敏感になっておくことが大事です。

普段の練習から、ラケットがボールを掴んで飛ばす、テンションによる違いを肌で感じてみるようにしましょう。

「うーん、イマイチ分からない・・・」と、最初は誰でも思います。

まずはテニスのギアに興味を持って、たくさん違うことを試してみる。

その好奇心があれば、テニスも必ず強くなります。

 

試合に負けそうなとき、どう挽回していくかを自分の中で手数として持っているかどうか。

ラケットの選択も、その一つです。

実際のテニスの試合では、「自分のやりたいプレーで、楽しく勝つ」なんてのは本当に稀ですよね。

だからこそ、ラケットの準備には人一倍神経を使いたい。

そう、誰でも出来る準備をしっかりやること。

それが試合で勝つ確率を上げる、まずは第一歩です。

ピックアップ記事

  1. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  2. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  3. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  4. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…
  5. ミズノ社製のアイスマットを使えば、夏場の厳しい試合も乗り越えられるはず

関連記事

  1. その他

    出来ないのではなく、やっていないだけ

    色々アドバイスされるけど、出来ないことばっかり。毎回同じコーチ…

  2. テニス ストローク

    その他

    テニスの試合で、「高い打点からしっかりストロークで攻撃していく為」に必要な4つの意識

    テニスの試合でのストローク力は、どれだけ「高い打点で打てるか」が重要な…

  3. テニス メンタル

    その他

    「俺に今出来ること」テニスを通じて何が出来るのかを考え続ける

    巨大な地震と津波が日本列島を襲った時。都内でも震度5を記録。…

  4. テニス ボレー

    その他

    テニス部の練習、「学校で使用するネット」に一工夫すると、すごく効率化します!

    普段、練習で使用しているネット。テニスコートには欠かせないこの…

  5. テニス 客観視

    その他

    30歳からのテニスは、「衰えを受け入れてこそ」試合に勝てる技術が身に付いていく

    私自身、最近感じることがあります。テニスを始めた頃は、速いボー…

  6. テニス 環境

    その他

    どんなに大事な試合に勝利したときにも、「敗者への配慮」を忘れてはいけない

    最近、特に気になることがあります。学生の皆さんやジュニアの大会…

特集記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    ネットミス、アウトミスを減らすストロークの大原則
  2. テニス メンタル

    戦術

    学生テニス、ベテランテニス、の境目は無くなってきている
  3. リターン

    試合の序盤のリターンは、確率重視でいこう!
  4. テニス ストローク

    ダブルス

    困ったときのロブ頼みの癖を直さないと!
  5. テニス 試合

    戦術

    態勢を崩されても返球出来るテニス選手は、何が違うのか?
PAGE TOP