テニス メンタル

戦術

消耗した状態で実践出来る技術こそ、アナタの技術そのもの

テニスの試合、勝ち進んでいけば消耗との戦い。

草トーの試合でも、1日に4~5試合はある大会もたくさんありますからね。

特にこの夏の時期、きっとアナタ自身苦労することもあるでしょう。

だからこそ、きっと自分自身が見えてくるんだと思います。

 

消耗した状態で実践出来る技術こそ、アナタの技術そのもの

 


 

1.消耗した状態で、自分に何が出来るのか?

体力的にかなり厳しい、そんな状態の中での試合。

それを、「疲れていたから・・・」と、言い訳で片付けるのは簡単です。

でも、それではもちろん強くなれない。

テニス選手なら、ある種「消耗した中での試合」が当たり前にならないと。

勝ち進んでいく、ということはこういうことです。

もちろん、体力を付ける、ベースアップは必要。

ですが実際の試合で消耗して、体力が切れて・・・何が出来るのか。

今一度、自分自身で考えてみて欲しいと思います。

 

2.消耗した試合の後半、で実行出来る策はあるか?

この夏、必ず試合終盤で苦しい場面はあるはず。

そこで、自分に何が出来るのか。

どんな策が、あるのか。

この部分に真剣に向き合わないと、アナタ自身試合で勝ち進んでいくことは難しい。

疲れているから、速く試合を終わらせた方が良い?

そんなに簡単なものでも無いですよね。

疲労困憊、な中で出来る策を考えていきましょう。

 

3.疲れてきたときこそ、丁寧なテニスが武器になる

あえて、私はこれを意識するようにしています。

人間疲れて来ると、速く試合を終わらせたくて淡泊になる。

もちろん、そのテニスで勝てる時もあるでしょう・・・が、ほとんどは逆なはずです。

疲れているときほど、丁寧にテニスをする。

相手とのラリーから、逃げない。

真っ向勝負、長いラリーを挑みつつ、しっかり攻撃していく。

そしてポイント間では大きく深呼吸して、肺に思いっきり酸素を入れる・・・つもりで、ルーティーンを行う。

丁寧なテニスをしようとすれば、冷静に策が思い出されるから、慌てることは無いでしょう。

 

試合の後半、疲労が溜まると焦りに変わる。

自分のテニスを見失う人って、ほとんどがその焦りからポイントを速く終わらせようとして流れを自分で悪くしているだけ。

このことに気付くと、きっと疲れている中でも試合の進め方、変わると思いますよ。

繰り返しますが、消耗している中でのテニスこそ、アナタ自身のテニス、です。

ピックアップ記事

  1. 真夏のテニスの試合に必要な、熱中症対策のマストアイテム5つ
  2. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  3. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ
  4. 学生さんや社会人プレイヤーにもお勧め!「タッチ系テニス」に適したガット3選
  5. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…

関連記事

  1. 戦術

    相手は強いんじゃない、合っているだけ

    試合で対戦したときに、強さを感じる相手。自分が必要以上にプレ…

  2. 戦術

    上手い人は、逃げるように攻めてくる

    そんなに強いショットで攻められた訳じゃないのに、気が付いたら負けている…

  3. テニス メンタル

    戦術

    「オムニコートが得意な選手」と、「ハードコートが得意な選手」

    テニスの試合、多くは2つのサーフェスで行われる。オムニコートと…

  4. 戦術

    「試合前から、相手をリードする!」観察すべきポイント5つ

    「相手をよく観察すること」の重要性は、何度も書いて来ました。じ…

  5. テニス ボレー

    戦術

    守るのが好き、それで良いじゃない

    私自身よく、言われたものです。「守ってばかりで、つまらないテニ…

  6. ダブルス

    サーブ&ボレーの相手に、スライスでチップ&チャージ!

    ダブルスの試合で、使えるテクニック。並行陣で来る相手に、足下…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス コントロール

    戦術

    テニスの試合に強くなりたいなら、「チャンスボールからのバリエーション」を意識しよ…
  2. テニス メンタル

    その他

    「5年前のあの時」を思い出すたびに、テニスというスポーツの存在意義を私は再確認し…
  3. テニス 試合

    練習メニュー

    意図のあるミス、を出来ない人に成長無し
  4. Q&A

    Q&A「前衛で、なかなかポーチに出ることが出来ません…どうすればたくさん…
  5. テニス 感覚

    その他

    「2015年 インターハイ テニス会場」に行って良かった感じたこと5つ
PAGE TOP