テニス 環境

メンタル

強い相手を強い、と認めることが出来る選手が本当に強いテニス選手

杉田選手も、見事に初戦を突破してくれましたね。

最近ブレイク中の杉田選手ですが、去年のウィンブルドンは・・・覚えている方も多いでしょう。

あの話題になった、地元のテニスコーチとして勝ち上がった「マーカス・ウィリス選手」。

そのシンデレラストーリーのスタート、予選1回戦の対戦相手は杉田選手でしたね。

一部でニュースにもなってますが、この対戦が杉田選手を変えた、と言っても過言では無いと思います。

 

強い相手を強い、と認めることが出来る選手が本当に強いテニス選手

 


 

1.人生には、節目となるテニスの試合は必ずある

私も経験がありますし、皆さんもきっとあるでしょう。

人生には、その節目となる試合が必ずある。

そう、杉田選手はまさに去年のウィンブルドンの予選1回戦、だったのかも知れませんね。

インタビューにも応えてましたが、ここで彼は「テニスコートに立てば、肩書きもランキングも実績も、関係無い」ということを、相手のウィリス選手から学んだ。

そう、強い選手は強い。

強いテニス選手が、勝ち上がっていく。

そこに肩書きやランキング、は何の意味も持たないということを、改めて知ったのだと思います。

 

2.素直さの無い選手は、絶対に強くなれない

ここで杉田選手が凄いのは、しっかり相手の強さを認めたこと。

そして、自分の弱さを受け入れたこと、でしょう。

素直な性格、テニスに対する真摯な姿勢が無い選手は、この節目を逆に捉えてしまって引退してしまうかも知れません。

「こんな選手に負けるなら、もう俺は終わりだな・・・」

「油断しただけで、次やれば・・・」

不思議なもので、こういう選手に神様は次、という機会を与えてくれない。

節目の試合と気付かずに、そのまま低迷期を伸ばしてしまうだけでしょう。

 

3.強い選手を強い、と認められる素直さはあるか?

皆さん、胸に手を当ててみて欲しい。

今までの試合、ネットを挟んで対峙した相手に対して、しっかりと強さを認めることが出来ていただろうか?

格下相手、のような試合で、自分は強い相手を受け入れることが出来ていたのか・・・。

これは、アナタの今後のテニス人生に大きく関わる問題です。

学生も社会人も、ベテランもシニアも関係無い。

対戦相手を認めること、が出来ない選手は結局自分も認められない。

きっと、ここを乗り越えたときに、本当に強い選手に生まれ変わるんだと思います。

 

一皮剥けると、こんなにも強いのか・・・と。

もちろん杉田選手だけじゃありません。

今まで積み重ねてきたことが、花開くときには一気に花開く。

それがテニスというスポーツの面白いところでもあります。

アナタにとっての節目の試合、それはもしかしたら、今週末かも知れませんよ。

ピックアップ記事

  1. 暑くも寒くも無い時期には、「アームカバー」で体温調整を
  2. Note はじめました
  3. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  4. テニスの試合に持参すると便利な、折り畳みチェア3選
  5. 寒くなる前に購入マスト、なテニス選手に最適なベンチコート3選

関連記事

  1. テニス ダブルス

    メンタル

    テニスの練習中に、「何気無く2バウンドで返球する」癖は、絶対に直しましょう

    練習の中で、フッと気が抜けてつい「走れない」ようなとき、ありませんか?…

  2. メンタル

    苦しんだ経験は、必ず誰かの助けになる

    テニスに限らず、仕事でも勉強でもそう。自分が苦しむ、その苦し…

  3. メンタル

    試合に負け続ける人に共通する、3つのこと

    テニスの試合に、勝つ、負ける。これは、何もテニスコートだけで起…

  4. テニス

    メンタル

    実行するのに勇気が求められる作戦は、成功すれば相手に「大打撃」を与えることが出来る

    皆さんは、相手にやられて嫌なこと、どんなことですか?私は、リス…

  5. テニス ダブルス

    メンタル

    必死でプレーした結果なのに、なんでそんなに謝るの?

    アンケートにお答え頂いた回答の中で多かったのが・・・。「試合で…

  6. テニス 走力

    メンタル

    テクニックを嫌う人は、いつまで経っても勝者の側にはいけない

    試合に勝つテクニック。それはどこか、「姑息な手段」とも捉えられ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ストローク

    錦織選手のような、「空中で止まって見える」トップスピンロブを打つ為に必要な4つの…
  2. テニス ストローク

    シングルス

    シングルスの試合で使いたい、フォアハンドの切り返しクロスショットのコツとは?
  3. テニス 指導

    メンタル

    「勝ちたい」ではなく、「勝たないといけない」までもっていこう
  4. テニス ストローク

    ストローク

    チャンスボールを叩き込んで、拾われてふかしてしまう人は、「チャンス」という言葉と…
  5. テニス ストローク

    ストローク

    並行陣相手でも怖がらずに、ショートクロスのときこそラケットを振り切っていこう
PAGE TOP