テニス 雨

戦術

テニス試合が雨で中断したときに、再開後に備える準備4つ

これから梅雨の時期。

テニスの試合会場では、必ず雨で待機・・・という試合が増えていくでしょう。

プロ選手の試合でも、中断をはさんで別人のように蘇る選手もいれば、崩れていく選手もいる。

その差って・・・何でしょうか?

考えて準備出来ること、はあるはずです。

 

テニス試合が雨で中断したときに、再開後に備える準備4つ

 


 

1.大会ルールの確認

意外と見落とされがちですが、大事です。

まず、再開後にウォーミングアップは出来るのか?いきなり本番から再開、なのか。

ルール上では中断時間に応じて正式なアップ時間は決められていますが、ローカルールやそのときの試合の進行状況によって変わるはず。

事前に自分で大会本部でチェック、の癖を付けましょう。

 

2.コート移動の有無

試合の再開が、雨が降る前の同じコートとは限らない。

いつの間にかコート移動が張り出されていて、気付いたときには棄権扱い・・・なんて選手、ざらにいます。

試合会場の中でのコート移動はもちろん、しっかり掲示物と連絡経路を確認しておきましょう。

人任せ、にしていては絶対にダメです。

 

3.着替えの準備

雨の中での試合を終えたなら、すぐに着替えること。

「またすぐ、小雨の中で再開するかも・・・」と思って待っている間に、風邪を引いてしまう選手を何人も観て来ました。

勝ち上がりたいなら、明日も明後日も、きっと試合がある。

当日のことだけしか考えられない選手は、いつまで経ってもトーナメントを勝ち上がりません。

 

4.ポイントパターンの整理

試合が中断する前まで、どんな試合をしていたのか。

これは、確実に整理しておきましょう。

近くで観戦していた仲間がいれば、客観的な情報をもらうこと。

「お前のフォア、良かったよ!」とかじゃなく、「フォアハンドのダウンザラインは2本しか打ってない、相手はバックハンド側に寄っている」という情報を、得ておく。

アナタ自身、雨で中断した仲間にこういう情報を与えてあげることの出来る、選手になりましょう。

 

雨での中断、得意!と言えるように。

そうなれば、雨が降って来ても、降りそうな天気でも、一定のメンタルで試合を継続出来るはず。

うろたえている人は・・・もう、天候に左右されて勝ち目が無い。

ちょっとした意識、準備で違うと私は思いますよ。

ピックアップ記事

  1. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  2. 高音質で防水仕様のワイヤレスイヤホンは、テニストレーニングに最適
  3. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  4. 筋肉痛が毎回酷い人は、「フォームローラー」で身体の表面をほぐしてケアしよう
  5. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」

関連記事

  1. 戦術

    上手くいっていることは、誰だって変えたくないもの

    試合の中で、何かが成功する、上手くいく。これは、順調そうに見え…

  2. 戦術

    ネガティブなミス、だけを減らせば勝てる

    勝てる、確率は上がります。みなさんの試合の中で、ミスは避けら…

  3. テニス メンタル

    戦術

    「次はこんなボールが来そうだな」という感覚を、磨いていかないと

    相手のボールを予測する。これって、上級者だけがなせる技、でしょ…

  4. テニス 大学

    戦術

    結局「試合の大事なポイント」とは、どこなんだろうか?

    良い試合は出来るけど、競り負けてしまう。強い相手との試合、最後の最…

  5. テニス 準備

    戦術

    「攻めなきゃ、攻めなきゃ・・・」って、何を焦ってるの?

    試合が始まって、何もしないままに負けてしまう・・・。0-6であ…

  6. 戦術

    優勢になってこそ、攻める

    最近私自身が試合をしていて、いや練習から、大事だなと思うこと。…

特集記事

  1. テニス チャンス

    メンタル

    マッチポイントは、一度相手に握らせらるくらいで良い
  2. テニス ストローク

    スマッシュ

    クロス方向へのスマッシュは、スライスサーブの延長で打てば大丈夫
  3. 戦術

    「相手に勝つイメージ」の作り方のコツ5つ
  4. ボレー

    ダブルスでポーチを決めたいなら、ジグザグフットワークでいこう!
  5. テニス 雑誌

    メンタル

    私が月一でオススメしたいこと、それは「テニスに全く関係無い本を読む」ことです
PAGE TOP