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以前に、合同での練習会、講習会をしたときのことです。
練習の合間、非常に熱心にメモを取る方が多く関心して観てましたが、あるコーチの方が言った言葉が印象的でした。
「本当に、そのメモ読み返すの?」
確かに・・・私たちは何でもかんでも、記録すること、で満足してしまう傾向があるかも知れません。
テニスの練習や試合では、「その場で強く頭に刷り込む」意識の方が大事
1.話し相手の考えを汲み取るには、強い意志が必要
皆さんも、誰かからテニスを教わる機会、あると思います。
先輩や先生、コーチ、がアナタに話しかけているときに、必死で聞く姿勢があるかどうか。
メモを取る、ことや記録することはもちろん大事。
テニスノートの重要性は、何度も書いてきました。
ですが、実際に練習の現場ではそんな時間も余裕も無い、ときが多いですよね。
相手が話している内容を汲み取り、強く記憶して実践していこうという意志があるかどうか。
意識、レベルでは足りない。
強い意志、が大事なのです。
2.「言葉」の裏側を想像出来るようになろう
「この先生は、なんでこんなことを言うんだろう」
「このコーチ、結局何が言いたいんだ?」
「色々教わることは、根本的に似たようなこと、じゃないのか?」
という風に、言葉の裏側を想像してみる。
この想像力こそ、テニスの上達には必要なんです。
でないといつまでも、同じアドバイスを同じレベル、でしかもらえない・・・もったいないことになってしまいます。・
3.「頭に強く刷り込む」意志があれば、絶対にテニスは上達出来る
なぜ、この話をしたかと言えば簡単です。
ほとんどのテニス選手、一般プレイヤーは、コーチや先生の言うことなんて聞いていないから。
昨日、テニススクールでもらったアドバイス、もう忘れている人がほとんどじゃないですか?
一週間後にはまず覚えていないから、また一からのやり直し。
こうやって、上達しないからこそ商売が成り立つのですが・・・ちょっと悲しい。
本気で、頭に刷り込んで覚えようと思ったら、メモよりも強い何か、で頭に書き込まないといけない。
その意欲、アナタにありますか?
きっと、記憶力の良い人は自然とこれが出来ている。
必死だし危機感がある、けど冷静に相手の裏側も想像出来てる状態。
アナタ自身、イメージしてみて下さい。
上達のスピード、見違えるように変わるでしょう。