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いつも、サイトをご覧頂きありがとう御座います。
コメントやTwitterでのメッセージ、アンケート、たくさんのご意見を頂いていて、嬉しい限りです。
さて、今日はよく頂くご質問、「どんな基準でネタを選んでいるんですか?」ということについて、書いてみたいと思います。
あ、先に言っておきますと・・・大した内容ではありません。
私は、皆さんに読んで頂きたい記事を、選んで書いているつもりです。
そう、読んで頂きたい、というのが基準になっています。
ですので、非常に難しいのが「耳が痛い内容」や「問題定義だけで終わる内容」の記事も、たくさんあると思います。
後から自分で読み返してみても、結局テニスだか何だか、何が言いたいんだ・・・!と、自分で言いたくなるような記事も多い。
ですが、これだけは言えると思います。
「読者の皆さんから、共感だけを得ようとしてはいけない」と、いつも心がけています。
なぜなら、読者の皆さんに好かれようと思って書いた記事は、内容が薄いし実は本質を突けていない、ことが多いと思っています。
また、以前に記事でも書きましたが、僕自身は高校時代に県大会に出るのが精一杯の選手でした。
それなのに大学で体育会のテニス部に入り、下手なりに考えてアルバイトでテニスコーチを始め、審判やディレクターまでさせて頂くことになった。
だからこそ、皆さんに伝えたいことはたくさんあるのです。
「テニスって、やり方考え方次第だよ」と。
私はあえて、テニス界のアウトサイダーでいたいと思っています。
王道、ではなく、言い方を悪くすれば別な道。
今のテニス界の常識、の逆をいってみたい。
常識を疑うことから、私のテニスに対する考えは始まり、今も続いているように思います。
ですので、たくさんのご意見の中にはご批判の声も多いです。
「人を騙すようなテニスで、勝って何が楽しい?」
「お前は、どれだけ勝ってきた選手なんだよ?」
「テニスの基本を否定している、外道な考え」
こういった皆さんの声、とてもありがたく感じています。
何かを発信すれば、色々な意見が出てくるのが当たり前です。
今までのテニス界は、こういった意見自体少なかった。
何となくみんなに人気で、錦織選手もいるし、高齢化社会でもテニスの未来は明るい・・・と考えている人も多いでしょう。
私は、違う。
このままだと、本当にテニスというスポーツを出来る環境、始める人が、少なくなってしまうという危機感があるのです。
試合に出るきっかけも大会も足りないし、そもそも都心にはコートが足りない。
テニススクールはあるけど、高い割に上達はしない。
みんな、どこか危機感が感じられない。
一人のテニス人として、何が出来るのか・・・を考えると、私はまず自分の考えを記事に書いていきたい。
それを読んで、すぐには分からない、時には反発する方がいても、数年後に「あ、このことってサイトで読んだことあるな・・・」と思ってもらえれば、それで嬉しい。
そしてテニスを続けてもらって、「自分にテニス一つ、あって良かったな・・・」ってしみじみ思ってもらえれば、これほど嬉しいことはありません。
T-PRESSも、2,500記事を超えました。
まだまだ、これからも精進していきます。
皆さんに「成長しろ!」と言っている、本人が一番先頭を切って、成長していかないといけないですからね。
テニスも、もちろん試合で勝てるように頑張ります!
3月はもう新春の季節。
新しい風に乗せて、自戒も込めて。