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大会のディレクターをしていたときに、こんな傾向を感じました。
試合会場で、いつもいなくなって探す選手。
慌ててコートに入るような選手。
これは、レベル差に限らず・・・あまり褒められた光景では無い。
それに、大抵そんな試合って負けてしまう、ことが多くないですか?
コートに慌ててギリギリに入るとき、アナタはもう負けている
1.慌てて入ったコートで、あっという間に試合が始まり序盤が終わる
急いで試合が始まるコートに入る。
つい、待機に入っているのを忘れていて、呼び出されてコートに入る。
そんなときに、アナタの心理状態はどうですか?
もう、試合の序盤をどう戦うか・・・なんて、考えている時間は無い。
ほとんどの試合は、サーブ4本程度のアップで本番開始、になりますからね。
あっという間に試合の序盤は終わり、1-3くらいのビハインドを負った状態での苦しい中盤、を迎える感じになってはいませんか?
2.試合に入る、準備する技術も実力のうち
アナタ自身の意識が、もしかしたら薄いのかも知れません。
試合に入る、つまりは進行状況を確認して準備して、コート脇でしっかり待機することも、大事な実力の内。
テニスコートの上で最大限のパフォーマンスを発揮するには、しっかり試合前から準備して万全な状態で試合に入ること、が大事なはず。
大会会場に着いたときには、もう試合が始まっているという意識、持ちましょう。
運営側に迷惑をかける、対戦相手に迷惑をかけるような選手が、トーナメントを勝ち上がることなんて出来ないのですから。
3.スロースターターな人は、試合開始時間を早めてみれば良い
「自分はいつも、スロースターターで・・・」と嘆いている人、はこんな意識でどうですか?
控えに入っているコートの試合が終盤に差し掛かった、時点でもう「自分の試合が始まっている」と頭に刷り込んでみる。
ウォーミングアップからしっかりやって、最初にコートに入ってサービス練習、をするときにはもう2-2くらいで進んでいる、と考えてみる。
試合開始まで余裕をかましている人、にはこれくらいの強制力が欲しい。
だって・・・それくらい自分で暗示をかけないと、変わらないですよね?
スロースターターが序盤を制するには、自分の気持ちを高めて試合開始を早める、のが有効な方法だと思います。
試合に入るときの雰囲気、皆さんはどうですか?
実力差関係無く、堂々と、そして準備万端、という感じで入っていきたい。
毎回、慌てて入っていくような人は、意識して直していきましょう。