戦術

「テニスの数え方」試合の中でどう戦うかをスコアの中で考えてみる

テニスのスコアの数え方って面白い。

スーパーショットでポイント取っても、たったの1ポイント。

4ポイント取らないと1ゲーム取れないし、相手が先に4ポイント取っちゃうと、そのゲームは取られてしまって、さっきのスーパーショットが無効になってしまう・・・。

 

「テニスの数え方」試合の中でどう戦うかをスコアの中で考えてみる

 


 

5-0でリードしていても、後1ゲームが取れないと試合は終わらないってのも、テニスでは焦る要因の一つだね。

大量リードの後に守りに入ることも出来ないもどかしさは、誰もが経験したことあるでしょ?

そういったスコアの数え方を考えると、テニスはどういう風にプレーすれば良いのか見えて来ると思うんだよ。

 

デュースまでもつれたら別だけど、普通にやれば4ポイントで1ゲームでしょ?

その4ポイントをどういうポイントの取り方で得ようとしているのか考えている?

4ポイント全部、ナイスショットでは無理でしょ?

それだと逆にプレッシャーがかかる。

4ポイント全て、相手のミスを待つ・・・これも、よっぽど相手が下手じゃないとあり得ないよね?

 

となると、思い切ったナイスプレーな攻撃で得たポイントと、その攻撃で与えたプレッシャーで相手がミスをしてくれるポイントの割合を考えてみようよ

俺の場合、1ゲーム4ポイントのうち、1ポイントは必ず思い切った攻撃を混ぜるようにしていた。

残り3ポイントは、その攻撃を利用して相手からいかにミスをもらうか・・・を考えていたよ。

だからミス待ちの時も、単なるボーっと待つんじゃなくて、「ほらっ!また攻めるぞ!!甘いと攻めてやるぞ!」と相手にアピール。
 



 

ホントは攻める気無かったりしても、これをアピール出来る雰囲気を作り上げないといけない

そうやって、思い切りの良い攻撃と、それを利用したミス待ちのプレーを上手くその時の状況に合わせて選択して勝つための法則を作ることが出来れば、5-0リードで「後1ゲーム・・・」とびびり始めても、やるべき事とそれをどの時にどのくらいやるのかが見えて来るので焦らないテニス選手になれるんだよ。

とにかく試合の中で、どういう配分が良いのか考えよう!!

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品
  2. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  3. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  4. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  5. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!

関連記事

  1. テニス 計算

    戦術

    相手が打てるコースは、必ず限られている

    テニスの試合で、相手の攻撃に屈しない心。これには、まず考え方か…

  2. テニス 準備

    戦術

    試合をすれば、全て出る

    テニスは、私はこうだと思いますよ。練習やプレッシャーの無い状…

  3. 戦術

    テニスでも「ボールをキープする」という感覚が大事

    テニスは、相手から来たボールを打ち返す競技。サッカーやバスケ…

  4. テニス メンタル

    戦術

    テニスの調子が悪いときにも、「一切変わらないもの」を試合では作っておこう

    試合は毎回、対戦相手も調子も変わる。でも、試合をするアナタ自身…

  5. テニス メンタル

    戦術

    「何をすれば、損なのか?」を、テニスの試合では考えよう

    試合に勝ちたい気持ち、みなさん強いですよね。でも、これが強すぎ…

  6. 戦術

    ネガティブなミス、だけを減らせば勝てる

    勝てる、確率は上がります。みなさんの試合の中で、ミスは避けら…

特集記事

  1. テニス サーブ

    戦術

    テニスではセンスこそ体系化出来るし、理論化出来るはず
  2. テニス サーブ

    スマッシュ

    深い位置からのスマッシュでも、「しっかりコースを突いて、相手を追い込む」為に必要…
  3. テニス チャンス

    その他

    学び続ける人生、こそ本当に幸せな人生だと思う
  4. テニス メンタル

    メンタル

    「テニスの試合でピンチになる」ときを想定して準備しておきたい、具体的な対応策
  5. テニス フットワーク

    その他

    「新人を大抜擢する」ことの重要性
PAGE TOP