テニス ダブルス

ダブルス

「ダブルスペアとの話し合い」は、テニスの試合では難しく考えなくてOK!

ダブルスは二人で戦う。

二人で戦うんだから、コミュニケーションが取れてないといけない。

やっぱり強いペアは、ポイントとポイントの間でちゃんとヒソヒソ何かを話し込んでいる。

ああいうのって何を話しているんだろう?

 

「ダブルスペアとの話し合い」は、テニスの試合では難しく考えなくてOK!

 


 

「僕はまだまだ試合経験が浅いから、何を話して良いのか分かりません・・・」

「自分の意見が合っているか自信ないので・・・」と言って、結局ダブルスの試合中あまり話さない人がいる。

「ドンマイ!」とか「惜しい!」とか「ナイスショット!」という声は頑張って掛けるんだけど、こういう掛け声はちょっと元気になるけど、話し合いとは言えないね。

もちろん「次はあの作戦で行こう!」などの戦術的な話し合いが出来るようになるのは、ある程度経験積んだりレベルが上がって、色んな事が出来るようになってからの話だけど、そのレベルに達する前も、ちゃんと話し合いはしなきゃいけないよ。

ただし「話し合い」というのとはちょっと違うかな?

では何をすればいいのか・・・・

それは「情報交換」である。

今やったポイントの内容をただ何も考えず相手に喋るだけ。

「サーブ、速かったねl

「右側の人、フォアハンドでストレート打ってきたね」

「左の人、バックハンドはスライスだね」

「俺の方ばっかり狙って来るね」

「ボレーで右端狙ってきたね」などなど。

ポイントが終わる都度、二人で駆け寄って今起きたことの情報をただ言うだけで、意外とその情報が二人の頭の中にインプットされて、無意識のうちにその情報をプレー中に利用出来るようになるんだよ。
 



 

相手のパターンも見えるようになってくるしね

でももう一つ大事なのは、掛け声ってのは外から応援している他の人の声援とさほど変わらないが、情報交換をヒソヒソやっていると、「近くに味方がいる」という安心感も生まれて来る。

ミスして「あー!!!俺、何やってんだよぉ!!」って感情的になっているところに、パートナーが来て「相手はしつこくスライス打って来るね」なんて冷静に情報を言いに来てくれると「ん?あぁ、そうだね」とこちらも冷静モードに戻って対応出来るから、試合にも集中出来るんだよ。

ダブルスはパートナーとの連係プレー。

まずは組んでいる人とポイント毎に情報交換をする習慣を身に付けよう。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート
  2. 何度でも消して使える、ウェアラブルメモはテニスでも使えそう
  3. 40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  4. Note はじめました
  5. 真夏のテニスの試合に必要な、熱中症対策のマストアイテム5つ

関連記事

  1. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスで試合では、一人狙いで8割のポイントを獲れる

    ダブルスの試合、大事なのは「一人狙い」。あえて、このポイントに…

  2. テニス ダブルス

    ダブルス

    対並行陣の武器、はどう使っていけば良い?

    ダブルスの試合で、相手の並行陣をどう崩していくのか。これは、上…

  3. テニス ダブルス

    ダブルス

    サーブに力が無くてもキープに導く、前衛の心得5つ

    パートナーのサーブがイマイチ・・・でも、ダブルスの試合、いかに前衛とし…

  4. テニス サーブ

    ダブルス

    ミックスダブルスの試合で、「若手ペアに勝てない・・・」と悩むシニアのペアの方へ

    早速、今回頂いたアンケートの中から少しだけ。ベテラン、シニアのみな…

  5. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの前衛の基本ポジション、理解出来てる?

    ダブルスの前衛のポジション、ただ前にいれば良いと思っていませんか?…

  6. ダブルス

    後衛に任せる前衛、はどんどん利用させてもらおう

    試合になかなか参加出来ない前衛、を見つけた時。もし相手なら、こ…

特集記事

  1. テニス メンタル

    ロブ

    試合に強い選手は、ロブで抜かれても全く諦めない
  2. テニス メンタル

    戦術

    後半負け始めてからギアを上げても、遅い件
  3. スマッシュ

    ロブが怖いんじゃなくて、スマッシュミスが怖いだけ
  4. テニス 環境

    ボレー

    ネットプレーで、「攻撃している時に視野が狭くなる」自分に気付ければ強くなれる
  5. テニス ストローク

    ストローク

    速いストロークについていけない人は、少し下がって速い準備で
PAGE TOP