ストローク

「ハッ!」より、「フー」

目次

ボールを打つ時に、小さく声を出す。

みなさんも、こういう方多いんじゃないでしょうか。

プロ選手の試合を観ていると、テニスって「声を出した方が良いのかも」と思いますよね。

強くボールを打つ為?

いや、私たちの場合、もっと現実的に考えた方が良いでしょう。

どうやって呼吸をするのか、その中でプレーをするのか。

キーワードは、これです。

 

「ハッ!」より、「フー」

 


 

1.短いより、長い方が良い

特に、私の場合サーブですかね。

以前は、「ハッ!」と声を出していたようなサーブ。

これを、最近は「フー」と長めに息を吐く。

こうすることで、ボールにに伸びが出て来たように感じます。

短く息を吐く感じだと、一瞬の力は入るんですが安定しない。

フーと息を吐いていると、その幅の中で打てる感じがあって、しっくり来ました。

短いより長く、息を吐いてみる。

これは、サーブ以外にも使えます。

 

2.口を尖らせてみよう

口を尖らせて、息を吐いてみましょう。

こうすると、長く息を吐く時間が作れますよね。

それに、不思議とリラックスも出来るんですよ。

サーブだけじゃなく、ストロークを打つ時にも役立ちます。

口を少し尖らせると、私は視界も変わって来る。

打点に集中出来るような口の動き、になるような気がします。

私自身、この口の形を作ることで自分の中で集中出来ているような気がします。

本当に、ちょっとしたことなんですけどね。

 

3.一気に吸って、長く息を吐く

試合で緊張したとき。

一気に息を吸って、フーと長く吐く。

こうすることで、精神も落ち着くし、スッキリする。

サーブを打つ瞬間も、このイメージですね。

トスアップの時に息を吸って、フーと吐きながら打つ。

打つ瞬間も、息を止めない。

ギュッと打つ感じじゃない、フーの中で打つからリラックス出来る。

ちょっとした調整法ですが、長い試合を自分のリズムで戦う為に、呼吸って大事。

不思議と、最近疲れなくなった気がします。

 



 

4.ネットプレーにも、挑戦中

ただ、どうしてもまだボレーは「ハッ!」という感じ、になっています。

これも、フーに切り替えられないか、挑戦中です。

ネットから遠い位置のボレー、は結構息を長く吐きながら打てるようになりました。

どうしても、前に出ると息を止めてしまうような癖があったので。

ネットに出てもしっかりリラックス出来るように、呼吸から変えてみる。

そうすると、視野も拡がっていきますからね。

まだまだ、私も挑戦中です。

 

5.お勧めの練習法

私も現在進行形ですが、ボレー対ストローク、またはボレーボレーでの呼吸法を見つめなおしてみる。

ボレーを打つときに、つい力んで息を止めたり、「ハッ!」という感じで途切れていないか。

テニスのラリー、プレーは続いていきますからね。

ボレー側で、息を吐きながら冷静にプレー出来れば、まだまだその精度は上がっていくでしょう。

普段の練習のラリーから、ボレー側で息を吐きながらやってみる。

どうでしょう、まず家の中でゆっくり口を尖らせて吐く呼吸、練習してみませんか?

 

たかが呼吸、されど呼吸。

普段の生活では意識しないことも、テニスの試合ではすごく大事な要素になります。

科学的に証明されてなくても、「これをやれば、自分は落ち着くんだ」という根拠、見つけておくと強いですよ。

「ハッ!」よりも、「フー」。

これでいきましょう!

ピックアップ記事

  1. YouTubeチャンネル登録200人、ありがとう御座います
  2. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい
  3. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  4. 汗でグリップが滑りやすい人は、「Prince Grip Plus」がオススメ
  5. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について

関連記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    スライスの打ち方は、「肩を閉じるか、開く」しかない

    スライスの打ち方、の肩の使い方。これは、私は究極2つしかないと…

  2. ストローク

    「しっかり下がって打ちましょう」というアドバイスは、時代遅れ

    テニスの基本、ストロークのフォーム。ここで、こういうアドバイス…

  3. テニス ストローク

    ストローク

    「両手バックハンドストロークのショートクロス」を打ちたければ、コンパクトで短いフォロースルーで!

    シングルスでもダブルスでも、最近のテニス界では「ショートクロス」が再度…

  4. テニス ボレー

    ストローク

    いつもストロークで「何となくスライス回転になっているショット」を、今年は卒業したい方へ

    女性の社会人、ベテランプレイヤーの方にはストロークをスライス気味に打つ…

  5. ストローク

    ネットプレイヤー対策としての「浮かないスライス」は、ボールの下ではなく横を触って打とう!

    相手がネットに出て来たら、いつもパッシングショット狙い。これで…

  6. テニス リターン

    ストローク

    「ストロークでズルズル後ろに下がるアナタに、未来は無い!」くらいの危機感が必要な理由

    テニスの試合で、ストロークが強い相手に押されて後ろに下がってしまい・・…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス ストローク

    フットワーク

    テニスの試合のプレーのほとんどは、「反応」でしかないという事実
  2. テニス トレーニング

    その他

    テニスが強くなりたければ、「まずは今いるチームの中で、一番になる」全ては、それか…
  3. テニス 指導

    サーブ

    なぜ部活やサークルで練習する「サーブ練習」のほとんどは、試合に活かされないのか
  4. テニス メンタル

    日々の雑記

    「自分はテニス初心者で、申し訳無い」なんて思ってるのは、日本人だけかも
  5. テニス 戦術

    ダブルス

    ダブルスの試合で、「試合前に決めておく大事なこと」を5つピックアップしてみた
PAGE TOP