フットワーク

「私はこれで膝が曲がるようになりました」スタンスの意識を変えるとテニスの試合で使えるフットワークに

「膝を曲げろ!!」

「上体起こせ!!」

レッスン中にコーチがよくいう言葉だね。

どうしても足元のボールを打つ時なんか、膝が曲がらず棒立ちになりやすいし、腰が曲がって頭が下がってしまう事が多いんだけど、どういう風に対処していけばいいのだろうか。

 

「私はこれで膝が曲がるようになりました」スタンスの意識を変えるとテニスの試合で使えるフットワークに

 


 

まず、足腰の筋肉を付けて、しっかりと膝を曲げても耐えられるようにする・・・というのが一番に思い付くこと。

毎日しっかりスクワットをしていれば膝が曲がって上体起こしたバランスの良いテニスが出来るようになるかな・・・・というと、意外とそうではない。

 

もちろん足腰が弱いと膝は曲がりにくいんだけど、一番大事なことは、スタンスの広さなんだよね

普段からスタンスをしっかり広く取ってボレーをしたり、ストロークで追いかけたりすると膝が曲がりやすいんだよ。

膝を曲げるってことは腰の位置を落とすってこと。

腰の位置を落とすためには膝を曲げないといけないんだけど、両足がきっちり揃っている状態で膝を曲げるのはけっこうキツイうえに、テニスは移動をしないといけないスポーツだから、足を揃えてでは動きまわることは難しい。
 



 

だって、短距離走で「ヨーイ、ドン!」ってスタートする時、両足の距離は拡げるし、それによって腰の位置も低くなるでしょ?

膝が曲がり、腰の位置が低くなることで、上体も起きやすくなるんだよ。

だからあまり俺もプレー中は「膝を曲げなきゃ・・・」って思ったことはない。

スプリットステップの段階で両足を拡げてスタンスを広く保っていると自然と腰も低くなり、膝が曲がるから「スタンス広く・・・」の方を意識するね。

いつも注意されているのに膝が曲がらない人、上体が曲がってしまう人は、気を付けてみよう。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  2. 11/13(木) 女子シングルス練習&ゲーム会 in世田谷レクセンター
  3. テニスの試合に持参するジャグボトルは、「サーモス スポーツジャグ 1.9L」くら…
  4. テニスの壁打ちをする場所が無い・・・人は、「リバウンドネット」を設置してみない?…
  5. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く

関連記事

  1. テニス 客観視

    フットワーク

    「テニスの試合で、手抜きは悪いこと?」自分の体力をコントロールするには意識改革が必要です

    テニスは常に一生懸命、全力を尽くすスポーツ。もちろんそれは大前…

  2. テニス リターン

    フットワーク

    追い付いているつもりが、全然追い付いていない

    ストロークのレベル、皆さんは対戦相手のどこを観て判断していますか?…

  3. テニス ストローク
  4. フットワーク

    良いショット、の後に良い〇〇

    良いショットを打つ、自分でもナイスショットだと思う。でも、そ…

  5. テニス ストローク

    フットワーク

    「かかとから踏みこもう」苦手なテニスのショットも、下半身が使えるようになると変わる!

    テニスは足を使う。走る・・・という意味もあるし、足のパワーを利…

  6. フットワーク

    スプリットステップ、もっと早く、低く!

    最近観た試合で、改めて感じたこと。反応が良い選手って、スプリッ…

特集記事

  1. テニス ボレー

    スマッシュ

    後ろ方向へのポーチスマッシュこそ、アナタのダブルスに必要な発想なはず
  2. テニス

    メンタル

    優勝を経験した人は、その難しさを知れるから強くなる
  3. リターン

    両手バックハンドリターン、肩をぶつけるつもりでアタックしよう
  4. テニス 人脈

    メンタル

    試合で緊張する場面で、「いつも通りのプレーに戻す」具体的な方法5つ
  5. テニス 調子

    メンタル

    テニスの試合に勝てる選手は知っている、「調子が良いときが自分の実力じゃない」とい…
PAGE TOP