目次
「教えてくれる先生や、コーチがいない」
「練習メニューが決まらない」
「みんな遊び半分で、勝ちたいという雰囲気がない・・・」
「とにかく、人間関係がぐちゃぐちゃ・・・」
テニス部やサークルで頑張ろうと思っても、求めている環境が酷い感じで悩んでいるという方、いませんか?
そしてそんな人が多いと、悩んでいる部長や主将の皆さん、辛いですよね。
私も過去に悩んだ経験がたくさんありますが、そんなときにもらったアドバイスを思いだして、今日は書いてみます。
「テニス部で問題が起きてばかり…」なときは?
1.問題が起こるのは、仕組みが整っていないから
毎日毎日練習を繰り返しているけど、どこかマンネリ化してくる。
そして試合で勝てないと、「練習内容を変えたほうが良い」という話になったり、「もう部活は辞めて、テニススクールに行くよ」という感じで、みんながバラバラになっていく。
皆さんも一度や二度は、身に覚えがあるんじゃないでしょうか?
そんな雰囲気になるのも、「しっかりとコミュニケーションを取って、チームの意識を一つにする」ための仕組みが無いから。
例えば週に1回、みんなで集まって練習内容を考えたり試合のスケジュールを確認する、定期的な「場」を設けることで解消されるかも知れません。
問題が起きてから、「うーん、じゃミーティングで話し合おう!」と言っても、既に問題は進行しちゃっている可能性が高く、上手くいきません。
2.「何かを決める」ときには、ルールを作っておく
団体戦のレギュラーメンバーを決めるときにも、ルールが必要。
試合で勝った人を選ぶなら、それは部内戦を定期的にやるのか。日にちを決めた一発勝負で決めるのか・・・。
どこかの陸上連盟のように、先生や部長だけの密室で決めていては揉めるのも当たり前。
皆が納得できる「仕組み」を作ること、アナタのチームでぜひ考えてみて下さい。
練習メニューを決めるのも、同じこと。
「なぜ、この練習をするのか、やると決めたのか?」を、部員は皆自分で説明できますか?
強いチームは、誰に聞いても同じ答えが返ってきます。
3.テニス部で個人を責めても、何も改善できない
チームに問題は付き物です。
でもそれは、どこかで「テニスを強くなりたい」と思う気持ちが、人間を動かしているんだと私は思います。
「勝ちたいと悩むこと」は、とっても大事なこと。
話し合ったり、外から情報を得る、協力してくれるOBを頼ってみる・・・。
誰か個人を悪者にしても、テニス部は組織として良くなることが出来ません。
カリスマ部長が出て来るのを待っていても、高校・大学であれば誰しも卒業していく。
問題が起きたときは個人を責めるのではなく、チームとしての未熟な部分がそうさせている、という意識を持ってみてはどうでしょうか?
「そんなこと言っても、悪い奴もいるし、問題を起こすのは本人が悪いのでは?」と思っている人も、多いと思います。
もちろん、一理あります。
頑張れる人はどんな環境でも頑張れるし、頑張れない人は離れていく。
それに、「仕組みを作る」ってすごく大変だし労力がかかりますよね。
ですがもしアナタが、仲間とそれを実現できれば、きっと長くチームの力になれる。
一緒にチャレンジ、してみませんか?