目次
壁打ちでテニスを上手くなる。
そんな人には共通点があります。
それは、「自分なりに工夫できる」ということ、工夫が好きなこと。
壁打ちでも工夫すれば、ロブ対スマッシュの練習が出来ます。
ポピュラーな方法なので既にご存知の方も多いと思いますが、改めて方法とコツをまとめてみます。
壁打ち練習でスマッシュを上手くなる為の、「ロブ対スマッシュの壁の使い方」について
1.壁の1メートル手前に、スマッシュを打ち続けるイメージで
壁にボールを直接当てるのではなく、手前にバウンドさせて上に来るようにする、これだけです。
言葉で書くと簡単ですが、意外と難しいのがこの練習。
最初は強く打つのではなく、ハイボレーくらいの意識でリラックスして打てるように。
まずは3回くらい、このラリーが壁と打ち合えるようにしてみましょう。
2.横向きの態勢を作ってサイドステップを細かく
壁打ちですから、自分が打ったボールに対してどう動くかはシンプルに。
打ったと同時に、どのあたりに上がるのかは予測が付きやすいはずです。
だからこそ、しっかり速い構えはこの練習で身に付けましょう。
とにかく打ったらすぐに構え直す、という癖は反復練習でしか身に付きません。
反復練習を個人で繰り返してこそ、強いテニス選手になるのです。
3.リラックスして70%の力で打つ、のは試合でも有効
70%の力で打つことを、まずは実践してみてください。
実際の試合でも、この力加減で打てると安定感も増してミスが減る。
ダブルスでもシングルスでも、スマッシュはコースで勝負したい。
その為の構えやフォーム作り、力加減を練習するにはこの壁を使った練習は最適です。
この練習、実際にやろうと思っても一つ問題が・・・。
それは、横幅が狭いと隣の人の邪魔になってしまうかも知れない、という問題。
でも逆に考えれば、「しっかりコントロールしないといけない」という、試合に近いプレッシャーと考えることも出来ますよね。
ぜひ、近くの壁打ち練習場所があれば、試してみて下さい。