テニス メンタル

サーブ

テニスの試合では、「低いトスでのサーブ」を身に付けると、風が強い日でも安定する!

サーブに悩んでいる人で、フォームについてはあれこれ考えるけど、トスの高さを見直せる人が少ない。

一番即効性があって、安定感を増すことが出来るのはトスの高さを変えること。

学生や一般の皆さんにオススメなのは、少し自分が思っているよりも低めにトスを調整することです。

トスアップを変えることは勇気が要りますが、アウトドアで風が強い日も試合が多いのがテニス。

低いトスは、とにかくメリットが多いです!

 

テニスの試合では、「低いトスでのサーブ」を身に付けると、風が強い日でも安定する!

 


 

■風が強い日、はテニスにおいて多い!

なぜこうも、風が強い日ばかりにテニスの試合があるのか・・・。

それは、コートの立地場所とその背景に問題がある。

テニスコートの多くは国体用施設、として郊外や海辺に作られるケースが多く、標高が高い丘の上にあることも多い。

いつも過ごしている場所より、そもそも風が吹きやすい場所にあることを覚えておきましょう。

アナタが嘆いても、コートは移動してくれない。

自分自身で対応していくしかないのです。

 

■低いトスは、コツさえ掴めば打ち辛くない!

風の影響を受けにくい、トスの低いサーブは難しそう・・・と思いますか?

実はそんなことはありません。

コツは、ラケットの動作を早めにスタートすること。

自分の顔の横くらいの位置までは同じ動きで、そこからトスアップをする為に反対の腕を上げていく。

トスをしてから、ラケットを動かすという感じで打っている方は、初心者でも上級者でも多い。

これだと高さが必要になり、高ければ高いほど、ちょっとしたズレが生じやすくなります。

 

■低いトスでも、前に上げればコントロールの精度もアップ!

低いトスを少し前、30cmくらいコート内側に上げていく。

そこに対して、自分も膝を曲げて低い態勢で入っていってみて下さい。

トスが低いと、威力が落ちる?

そんなことはありません。

しっかり自分でコートをキックするようにして、低いトスから上に抜けるようなサーブフォームを練習してみましょう。

きっと高く上げているときより、威力もコントロールの精度も上がるはずです。

 

最近は錦織選手が、低めのトスでサーブを打っていますよね。

マレー選手は、逆に高め。

ジョコビッチ選手は2人の間くらいでしょうか・・・。

全仏オープン、そんなところにも注目して観ると面白いですよ。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品
  2. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」
  3. テニス関連の記事は note へ
  4. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  5. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う

関連記事

  1. テニス サーブ
  2. テニス サーブ

    サーブ

    「150kmでも軽いサーブと、120kmでも重たいサーブ」の違いは、どこから生まれるのか?

    先週、あるテニスのイベントでスピードガンコンテストの企画をやる機会があ…

  3. テニス サーブ

    サーブ

    サーブで力が伝わらない人は、肘が伸び切ってから打っている可能性大

    サーブを打つ時に、力が伝わっていない人の典型例。それって、肘が…

  4. テニス サーブ

    サーブ

    「脱ダブルフォルト!」テニスの試合で悩んでいる全ての人へ

    ダブルフォルトほど悔しいミスはない。相手に何かされたのならまだ…

  5. テニス サーブ

    サーブ

    味方ペアのダブルフォルトが2回続いたときに、かけてあげたい言葉3つ

    ダブルフォルトが続いてしまう。このとき、ダブルスだったらアナタ…

  6. テニス サーブ

    サーブ

    テニスの試合で必要な、「回転量を増やした高い軌道のサーブ」を、今年こそ身に付けたい人へ

    テニスの試合では、サーブが入らなければ試合にならない。また入っ…

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    強敵への勝利は、薬にも毒にもなる
  2. テニス 試合

    メンタル

    テニスでミスが多いと嘆く人に声を大にして言いたい、「アナタのそれ、ミスではなく実…
  3. テニス フットワーク

    その他

    テニスの試合ですぐに足が疲れてしまう人は、「つま先を使い過ぎて負担が大きい」のか…
  4. テニス チャンス

    その他

    テニスのシード権とは、「与えられるものではなく、奪い取る」もの
  5. テニス メンタル

    その他

    「2015年 インターハイ テニス団体戦」を観て感じた、団体戦に強いチームの特徴…
PAGE TOP