テニス 計算

テニススクール

テニスを習っているけど、「アドバイスが多過ぎて混乱してしまう」という人は、どうすれば良い?

私が10年以上前、テニススクールでアルバイトコーチをしていた頃は、こんな悩みをよく相談されました。

「色々アドバイスされるけど、コーチによってポイントが違うし、混乱してしまう・・・」というもの。

確かにテニス観が異なれば、言葉も変わる。

同じことを伝えるにしても、なかなか人によって受け取り方も違うし、身体能力も違う。

コーチも完全に「自分が正しい!」と思っている訳ではなくて、きっとまずは試して欲しいという処方箋のような感覚の場合も多い。

アナタ自身もし、こんな悩みを抱えているのであれば、一度立ち止まって考えてみる必要がありますね。

 

テニスを習っているけど、「アドバイスが多過ぎて混乱してしまう」という人は、どうすれば良い?

 


 

■もらったアドバイスは、自分で取捨選択していく

まず最初に、与えられたアドバイス、全部実行するなんて無理です。

実行できる力、練習量があれば、アナタ自身とっくに今の時期はマスターズ大会を戦っているでしょう。

皆さん練習できる時間も限られているし、バックボーンも様々。

アナタ自身の感覚は、アナタ自身にしか分からない。

ですから自分でしっかり取捨選択してく勇気、を持たないとテニスは成長出来ません。

まずこの大前提を、しっかり頭に入れておきましょう。

 

■自分に合うアドバイスって、どんなものだろう?

細かい打ち方も大事ですが、私がしっかりオススメしたいのは、どんな「プレースタイル」で戦うのかという事。

そのベースにあるのは、まずは瞬発力、腕力、脚力。

しっかり前のスペースをカバーできるようにするには、もしかしたらベースライン上でのプレーよりは少し前かも知れない。

また腕力が無ければしっかり身体を使う、肘を痛めないようなテニスにしないといけない。

このあたりは、しっかり自分の身体、感覚について考えて整理する必要があります。

自分から目を背けて理想ばかり追いかけて、試合にも勝てないし怪我ばかり・・・なテニス生活なんて、悲惨です。

 

■「身に付いた」と思うことは、自分でテニスノートに書き出していく

もう1つ、オススメはしっかり身に付いたと思うことはノートに書き出していく、ということ。

ある程度出来れば、それでOK。

「ショートクロスで、並行陣を崩せるパターンが出来た」という感じで、具体的に、日付も入れて。

テニスは英会話のTOEICのように、ゴルフのようにスコアがある訳では無い。

「○○さんに勝った」という結果はあっても、たまたま調子が悪かったのかも知れないし、次は負けるかもしれない。

出来るようになったと思った技術は、どんどん目に見える形に自分でしていきましょう。

 

もらったアドバイス、まずはしっかり文章、言葉にして書いてみる。

モヤモヤ考えていても、きっと次のレッスンのときには忘れていますよね?

そんな態度で習っていても、絶対にテニスは成長しない。

さぁ、始めるなら今です。

今自分が出来ること、もらっているアドバイスから書き出していきましょう!

きっとそこに、アナタのテニスの未来、ヒントがたくさんあるはずです。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合で「足裏の皮膚が荒れてしまう方」にオススメな、皮膚保護専用クリーム「…
  2. メルマガ配信、登録を開始します!
  3. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう
  4. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…
  5. テニスフリークなら必携のタオルは、「作戦ボードタオル」で決まり!

関連記事

  1. テニス ポジショニング

    テニススクール

    生徒を上達に導けないテニスコーチは、いつも自分の満足度最優先

    最近、すごくまた考えるんですが・・・。テニススクールって、テニ…

  2. テニス メンタル
  3. テニス 部活
  4. テニス メモ

    テニススクール

    今さら聞けない、テニススクールで使う12の専門用語

    テニススクールに初心者で入ってみたけど、何だか知らない言葉が飛び交って…

  5. テニス メンタル

    テニススクール

    テニスコーチに教わっている人は、コーチの本音を引き出そう

    今回、アンケートにご協力頂いた方の中で、約1/4はテニススクールでテニ…

  6. テニス 練習

    テニススクール

    テニスを習って上達しやすい人、しにくい人の違い

    テニススクールや、プライベートレッスンでも。定期的にテニスを…

特集記事

  1. テニス 言葉

    ダブルス

    後衛に任せるにしても、パッと任せれば相手はプレッシャーに感じるはず
  2. テニス ストローク

    ストローク

    現代のストロークのパワーの源は、「高い位置での速いテイクバック」から生まれる
  3. テニス メモ

    日々の雑記

    「本音でメルマガ」を始めます
  4. テニス ストローク

    フットワーク

    錦織選手のストロークウォーミングアップ、で改めて気付くこと
  5. フットワーク

    とにかく速いボールを打ちたい!と、思っている方へ
PAGE TOP