テニス ボレー

ボレー

「バックハンドのハイボレーが、いつもガシャってしまう」人は、腕を伸ばし過ぎていないか確認しましょう

バックハンドのハイボレー、皆さん試合でコントロールできていますか?

男性であれば片手、女性であれば両手で打つ方が多いと思いますが、結構苦手な方、多いと思います。

テニススクールでの生徒さんでも、きちんとラケットの真ん中に当たってコントロール出来ず、「ガシャッ」という音と共に、ボールの行方は誰も分からない・・・。

そんな風なショットを変えていくには、まず「腕の形」から見直してみると良いでしょう。

コツさえ掴めば、意外と簡単に改善できると思います。

 

「バックハンドのハイボレーが、いつもガシャってしまう」人は、腕を伸ばし過ぎていないか確認しましょう

 


 

■私は試合をするときは、いつも相手のココを確認します

試合前に、5分間の時間があるときには私は必ず、相手のバックハイボレーを確認します。

少しロブ気味に打ってみて、どんな対応をしてくるのか。

5分間アップが無いときには、1ゲーム目で触らせてみる。

シングルスの試合でも、あえて前に出させて一度バックハンドのハイボレーは打たせるようにしている。

なぜなら・・・答えは簡単、一番そこが「穴」である可能性が高いから。

穴を見つければ、その試合を進めるのはかなり楽になるので。

アナタ自身、無意識のうちに相手から狙われているかも・・・知れないのです。

 

■上半身、基本の構えの「5角形」を崩さないように意識しよう!

ボレーの構え、基本の5角形を意識しましょう。

肘を曲げて、両肘と両肩、そしてグリップの位置が正五角形になっているかを、再確認しましょう。

この形で、ハイボレーも打てると非常に安定します。

安定感が無い人は、肘を伸ばして三角形になってしまう。

この三角形は遠いボールに届くように見えて、伸ばし切っているので安定感が無い。

打点も顔から遠いので、ガシャッとなってしまうのです。

 

■不安だからこそ、ラケットが先に出てしまう癖を直すこと

以前にも書きましたが、ネットプレー、ボレーが苦手な人は、「早くボールに触りたい病」におかされています。

ハイボレーでも、まずは足を動かしてしっかり打点に入る。

そしてボールを引き付ける意識を持ちましょう。

そうすれば、自然に5角形で打てる場所で打点が安定します。

上半身の型さえ身に付ければ、ハイボレーだけでなくあらゆるネットプレーに応用できます。

 

ネットプレーは、上が弱いと試合で使えない。

使えないと言うよりも、「上」への自信が出ないのでなかなか試合で積極性が出づらいですよね。

バックハンドのハイボレー、ちょっとした肘の意識でかなり打ちやすくなるはずです。

まずはぜひ、練習で試してみて下さい

ピックアップ記事

  1. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない
  2. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  3. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  4. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」
  5. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール

関連記事

  1. ボレー

    ボレーボレーで毎回スプリットステップ、は必要無し!

    これも、ちょっとした常識破り・・・なことかも知れませんが。もち…

  2. テニス スライス

    ボレー

    相手の足下にショットが打てるときには、迷わずポジションを前に上げよう

    これも、何度も書いてきたテーマです。ですが非常に大事なことです…

  3. テニス サーブ

    ボレー

    ハイボレーは下に叩き付ける、のではなくまっすぐ打って重力でコートに入れるくらいのイメージで充分

    ハイボレー、頭より高い位置のボレーは皆さんどうでしょうか?結構…

  4. ボレー

    ストロークの強打をブロックボレーで返すのは、簡単です

    速いストロークを、ボレーで返す。これが難しいと感じている方は、…

  5. テニス ボレー

    ボレー

    バックハンドボレーが浮いてしまうのは、「打つ方向を見ながら打っている」から

    バックハンドのボレー、皆さん精度はどうでしょう?もちろん、力が…

  6. テニス 練習

    ボレー

    ボレー対ストロークのラリー練習、「実戦の試合を想定して」大事な要素とは?

    普段の練習でもよく実践する、ボレー対ストロークのラリー形式。な…

特集記事

  1. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの試合で後衛にいるとき、クロスのボールに前衛は「触れないかも」と思ってお…
  2. テニス 戦術

    ストローク

    両手バックハンドストローク、の人こそ片手のスライスも練習しよう
  3. テニス 試合

    メンタル

    試合に出る勇気がある人は、他人からの評価を受け入れることが出来る
  4. テニス スライス

    ボレー

    ネットに詰めたときのポーチで、「ネットすれすれの低いボールが来たとき」には、慌て…
  5. テニス ストローク

    ストローク

    ストロークを安定させたいのに、「低い打点でこすってばかり」の人、いませんか?
PAGE TOP