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テニスの試合に負けてすぐ、「感情的になっているとき」こそ、テニスノートの出番です

目次

春から夏にかけては、大事な試合が多く開催されるシーズン。

大事な試合だからこそ、絶対に負けたくないと思う気持ち、強くなりますよね?

でも・・・どうしても結果的に、負けてしまうことはある。

その直後は整理できない気持ち、どうやって収めれば良いのか・・・というのも、準備しておくことで「次」に切り替えていくことが出来るかも知れません。

そんなときにこそ、テニスノートというものを活用して欲しい。

特に学生の皆さんには、このことを伝えたいと思います。

 

テニスの試合に負けてすぐ、「感情的になっているとき」こそ、テニスノートの出番です

 


 

■試合で負けた後は、綺麗な言葉なんていらない

大事な試合に負けた後は、何もする気が起きないのが自然です。

団体戦、2-2で自分のシングルスに回ってきて負けた、そのまま引退・・・なんてことも、当然有り得ます。

テニスノートにはぜひ、そのときの気持ちをそのまま綴って欲しい。

綺麗な言葉でまとめようとしないで、書き殴ってみて下さい。

その生の言葉、きっと1年後2年後、10年後に、アナタ自身の財産になります。

 

■書き出すことで、試合を過去のものにできる

試合をノートに書き出すことで、気持ちを整理できる。

それは、「試合の結果」を可視化することで自分の「外」に出せるから。

書いていく中で気持ちを整理し、落ち着いていけるような気持ちになっていけるはずです。

もちろん、それですぐに悔しさが消える訳ではありません。

ですが次への一歩を歩み出す為には、こういったきっかけが必要なのです。

 

■テニス部を卒業しても、戦いは続いていく

学生の皆さんに伝えたいのは、テニスの経験を社会人になって活かして欲しいということ。

仕事では理不尽なことも、納得できないこともたくさんあります。

そんなときは、紙に書いて整理する。

これをテニスで身に付けている人は、メンタルが強いし自分で問題解決が出来る。

試合で負けるときの悔しさ、それを力に変えていく方法、知っていれば生きていく強さになります。

負けてこそ、知ることや学ぶことがある。

その為にも、ぜひテニスノートは有意義に活用して欲しいのです。

 

テニスの試合で勝ち負けがあるように、仕事も人生も一緒かも知れません。

いつでも勝負、オーディションのように、選ばれるし試される。

その戦いから眼を背けていては、自分自身の成長も無いのです。

大事な試合に負けて悔しい気持ち、それを味わえるのも、アナタ自身が頑張って試合に出ているからこそ。

それだけで、他の人よりは経験を積んでいる。

ぜひ、人生に活かしてテニスも長く続けて欲しいと思います。

そしていつか、大事な試合で勝って、一緒に笑いましょう!

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