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テニスにも、「道場破り」の文化を

目次

本日、初の試みである「佐藤・土居プロに挑戦」という企画を、品川大井町スポルテニスコートで実施させて頂きました。

一番早い方は、朝の6:40集合…ということで、本当にお疲れ様でした。

今回、この企画を実施したかった意図は2つあります。

1つは、「試合に勝ちたい!」と考えている方に、本物に触れて本当に強くなって欲しい、という点。

もう1つは、その為に「道場破り」のような文化を創りたいという狙いがあります。

テニスって、なかなか自分より実力が上、それも相当上の選手やペアと試合する機会って無いじゃないですか。

1歩踏み出してみれば、実はすごく飛躍出来る。

そういう経験と文化を、T-PRESSから発信していきたい。

結論、私の中では今回の企画は非常に手応えを感じられるものでした!

未知との遭遇

この緊張感が、欲しかった

恐らく、参加者のみなさんはかなり緊張されて、今朝会場にいらっしゃったと思います。

私も、同じように緊張してました。

プロに挑戦のこの企画、果たして上手くいくんだろうか…30分という短い時間で、全く何も出来ないんじゃないか…。

来て頂く方もみなさん初めまして、ですので、不安でいっぱいでした。

でも、同時にワクワクもしてたんですよね。

こういう新しいことは、全てが「未知との遭遇」ですから。

緊張感の中に、期待感もある。

こういう精神状態を経験していくことが、テニスの成長を一気に押し上げるような気がします。

挑戦、という企画

なかなか、大変なことだと思います。

無料とはいえ、プロレベルの選手と試合をする、そしてそれを動画に撮られて公開されてしまう…。

引いてしまうのが当たり前、だと思ます。

でも、勇気を出して今回エントリー頂いたみなさんの熱意を目の当たりにして、感じました。

この挑戦という企画は、必要だなと。

非日常のような体験が出来ること、それを求めている読者の方は多いはず。

道場破り、のような文化ってなかなかテニスには無いですよね。

レベルが上の人だって、負けるのが怖いから挑戦を受けたくないと考える人も多い。

そこをT-PRESSでは、取っ払っていきたいと考えています。

一気に強くなるには、理由がある

今回エントリーして頂いた4ペアの方は、恐らく今日の経験だけで強くなってます。

何か新しい技術を身に付けた、ということよりも、「今日くらいの相手は、そう試合でも当たらない」と思えるようになるでしょうから。

これ、すごく大きなことなんです。

外の試合、初体験の選手との試合で、根拠の無い自信のようなものが出来ると、試合の序盤から強気にいける。

それも、今日のような経験をしたというメンタリティー、の成せる業でしょう。

勝ちたいライバルがいるなら、そのライバルを軽くひねることが出来るような相手と、試合をする。

荒療治のようですが、こういう経験って大事ですよ。

やられる、恥をかく、というのは一見辛いことのようですが、成長出来ないでずっと停滞する方が、辛い。

30分という短い時間でしたが、参加者のみなさんにはそういう経験に少しでも感じて頂けたら、幸いです。

実際に試合を観て、感じたこと

ボールの速度より、タイミングの早さが重要

ここが、参加者のみなさんが苦戦されていたポイントでしょうか。

特に、佐藤・土居ペアのリターンからの並行陣、前へのプレッシャーを感じていた方が多いような印象でした。

ものすごく強打で、ボール速度が速い訳ではなく、タイミングが早い。

サーブ&ボレーで、1stボレーのステップを踏む前にボールが返って来る。

こういう所は、ぜひ動画でも公開させて頂くので、みなさんも参考にして頂ければと思います。

試合の序盤、が勝負!

T-PRESSでも何度か書かせて頂いてますが、試合は序盤が大事。

特に、相手に攻めの手数を見せておくこと、が重要になります。

ロブやストレートへの展開、ドロップやアングル、を序盤で見せておいて後半に自分がいつでも使えるようにしておく。

試合の終盤の大事な場面で、今日初お披露目のショット、なんてなかなか打てないですよね。

この辺りは、佐藤・土居ペアを揺さぶるという意味でも必要だったかなと。

もちろん、安全に進めたいですけどね…試合の最初は。

勝負の鍵は、実は序盤にある!

これを再確認出来たのも、私は非常に勉強になりました。

武器を使うこと、がまず大事!

佐藤プロ、土居コーチからもアドバイスがありましたが、まず自分の武器を使うという意識が大事。

それは、どんなレベルであれ相手にプレッシャーを与えます。

「これが得意なんだな」と意識させるだけでも、相手は警戒してくれる。

あとは、思い切って実行出来るかどうか、自分のショットをしっかり信じて打てるかどうか、やり切れるかどうか。

格上相手だからこそ、自分の武器を使わないと。

それも、試合の序盤に。

武器を使える態勢で、しっかり良い準備、ポジションを取れているかどうか。

ぜひ、みなさんも改めてご自身をチェックしてみて下さい。

継続的に、実施していきます

今後も、こういった「挑戦企画」は継続していきます!

道場破り、大歓迎。

レベルなんて関係ありません、プロやコーチは本気でみなさんを倒しにかかります。

そこで、何を見るのか。

何を、掴むのかはみなさん次第。

早朝の東京、という限られた場所でのスタートでしたが、個人的には今後全国に拡大していきたいな…と。

その為にも、サイトやYouTubeのマネタイズを私自身頑張らないといけないですね。

とにかく、今日もT-PRESSの読者、視聴者の方にエネルギーを頂きました!

引き続き、テニスの試合で勝ちたいと考えるみなさんの力になれるよう、精進してきます。

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