テニス ストローク

ストローク

ラケットヘッドを立てれば「高い打点のストロークも回転をかけやすい」から女性にもお勧めです

テニスのストロークラリーの中で、低いボールが苦手・・・という方も多いですが、同じくらい打点が「高い」方が打ち辛いという方も多い。

特に上背の無い女性の方は、力が入り辛いので難しい。

今回は、高い打点でのストロークの基本、「ラケットヘッドを立てたスィング」について確認してみましょう!

 

ラケットヘッドを立てれば「高い打点のストロークも回転をかけやすい」から女性にもお勧めです

 


 

■まずは、ストロークの先入観を無くしましょう

一昔前まで、ストロークはラケットヘッドをしっかり落として、トップスピンをかける。

その前はフラットに押し出していく・・・というのが、テニスの基本でした。

変わって現代では、トップスピンのかけ方も変わってきて、「ラケットヘッドが立った状態」で高い打点を叩ける選手が増えてきています。

このショットのメリットは、コートの外に逃げていくボールをしっかり振り切って打てる点にあります。

 

■厚いグリップさえ覚えれば、フォアハンドは難しくない!

フォアハンドで厚いグリップ、しっかり使えていますか?

フルウエスタングリップと呼ばれる、地面に置いたラケットを上から掴むようにして握ってみて下さい。

手のひらとラケット面が同じ向きにならず、約90度、右利きの人であればラケットが時計回りにずれるグリップです。

このグリップは高い打点が本当に打ちやすい。

テイクバックを、打点より高い位置に取るように、しっかり腕を上げて準備すること。

ボールの後ろから、なでるようなワイパースィングをイメージしてみましょう。

イメージが湧かない・・・という方は、Youtube動画や画像検索などで調べてみても良いでしょう。

 

■まずは比較的簡単な、「高い打点を逆クロス方向」への打ち込みから練習を!

フォアハンドの高い打点からの逆クロス、お勧めです。

クロスよりもラケットを振り抜きやすいので、右利きのフォアハンドであればボールの少し内側(左側)をなでるように打ちましょう。

しっかり横回転がかかっていれば大成功です。

バウンド後に右へ曲がっていくようなショットに仕上げて、試合で使っていきましょう!

 

この技術は、浅いボールをライジングショットで叩くのにも適しています。

むしろライジングで叩かないと、バウンド後にさらに高い打点になって打つのが困難な状況になってもきます。

難しそうだなと感じる方もいるかも知れませんが、このショットが打てないとチャンスボールの展開力が物足りない。

厚いグリップと、ライジングショット。

このキーワードで、高い打点のストロークを磨いていきましょう!

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」
  2. 暑くも寒くも無い時期には、「アームカバー」で体温調整を
  3. テニス関連の記事は note へ
  4. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  5. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問

関連記事

  1. ストローク

    現代テニスのストロークでは、「テイクバックは身体のターン」で充分完了です

    ストロークで打点が一定しない、いつも違うフォームで打っている感じがする…

  2. ストローク

    深いストロークのカウンターショット、テイクバックのタイミングに秘密有り

    相手のストロークが深い、ベースライン上で足下をえぐられるような時。…

  3. テニス ストローク

    ストローク

    シングルスで使えるショートクロス、「高い打点から起動高め」でいこう!

    最近のシングルスの試合での流行、の一つがショートクロスの使い方にある。…

  4. テニス ストローク

    ストローク

    「いつもは入っていたストロークが入らない!」のであれば、まずガットの状態からチェックしよう

    いつも通りに打つこと、がテニスでは本当に難しい。実際には風の影…

  5. ストローク

    ネットプレイヤーに対して、ロブ頼みを卒業しないと

    毎年、大事な大会で3回戦止まり。来年こそは、この壁を打破した…

  6. ストローク

    テニスの試合でバックハンドを振りきれない、「スライス依存症候群」に陥ってはいないか?

    試合中、精神的に苦しくなることはよくあること。自分もビビってい…

特集記事

  1. テニス 吹き出し

    メンタル

    いつまで経っても、「テニスの試合に勝てない人」の口癖4つ
  2. テニス 準備

    サーブ

    「楽チン&安定感抜群サーブの正体とは!?」テニスの試合会場で観るアンダーサーブの…
  3. 戦術

    テニスの試合、ブーストポイントを作ろう!
  4. テニス ストローク

    スマッシュ

    ダブルスの試合、「スマッシュのコースで迷ったらまずはセンター!」と割り切って打つ…
  5. その他

    YouTubeでテニス、変わりましたか?
PAGE TOP