メンタル

試合に負け続ける人に共通する、3つのこと

目次

テニスの試合に、勝つ、負ける。

これは、何もテニスコートだけで起きる特殊な現象では無いはず。

テニスの試合の負ける人は、仕事でもなかなか成果が出ないし、プライベートでも満足いく結果が得られない。

試合に勝つ人、よりも負け続ける人には共通点がある。

今回は、私が審判やレフェリーを続けて見てきた感覚、をまとめてみます。

 

試合に負け続ける人に共通する、3つのこと

 


 

1.情報不足

自分は今、どれくらいの実力なのか。

足りないものは何で、戦えるものは何なのか。

そして、今エントリーしている大会は自分のレベルに合っているのか。

あえて上の大会にチャレンジしている、という認識があれば良いんです。

それは情報を得たうえで、判断して出場しているということですから。

でも、試合に負け続ける人は、そもそも自分も相手も、それから大会自体についても情報が圧倒的に不足している。

自分が「知らない」という怖さ、に気付いていない。

何だかよく分からないけど、毎回勝てないで終わるというような感じ、でしょう。

 

2.自分の意志が無い

色々な人のアドバイスは聞くし、練習熱心。

でもそこに、自分自身の意志が無い人、は試合に勝てません。

技術は磨いていても、誰かに言われたから、やれと指導されたからやっているだけ。

ある程度の相手には勝てるかも知れませんが、上のレベルになればなるほど、自分の意志でテニスをやっている人には勝てない。

これも、なかなか気づけない、根深い問題でしょう。

自分は知らず知らずのうちに、温室育ちになってしまっていると、気付けるかどうか。

社会人でも、自分の意志の無いテニスプレイヤーの方って多いですよ。

 

3.思い込みが激しい

2.と違って、自分で意志があるように見える。

でも、実はテニスに対して自分が激しい思い込み、先入観を持っている人も、試合では勝てません。

柔軟性が無いので、相手を知ってそれに対応するということが難しい。

思い込みが激しいって、例えばサーブにしてもそう。

「ファーストサーブは攻めて、セカンドサーブは入れていかないといけない」というのも、一種の思い込みです。

そう考えて打って来る相手なんて、楽に勝てそうじゃないですか。

思い込みを捨てて、常に自分を変えようと創意工夫をする人が、試合では強い。

負け続ける人は、自分の先入観にがんじがらめになっているはずです。

 

過去の歴史、戦の結果や要因を見ても近しいと思いますよ。

正確な情報を得て自分の意志で決める、思い込みは捨てる。

これが出来る人は、テニス選手としても強い。

負け続ける人は、どこかで自分について知るきっかけが無いと、ずっと負の連鎖は続きます。

「テニスをしているだけで楽しいから、それで良い」って、本当ですか?

勝っても負けても、自分の満足度が変わらない人って、いますかね。

私は、勝ちたいというみなさんの力になりたいので、自分も勝ちたいし勝ち続けたい。

私なりの試合に負け続ける理由、改めて、自戒も込めて。

さぁ、みなさんは何を感じるか、です。

ピックアップ記事

  1. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  2. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  3. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア
  4. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  5. バランスクッションを使って、テニス選手に必要なバランス感覚を養おう

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    テニスに「ストレス解消性」を求めるのは、ちょっと違うと思う

    皆さん、テニスをやる理由は人それぞれだと思います。よくテニスス…

  2. テニス 指導

    メンタル

    なぜ、アナタには執着心が身に付かないのか?について、そろそろ考える時です

    2年前、ある高校生の試合を観ていました。それは団体戦で、とある…

  3. メンタル

    「いつも、何と無く」で、テニスの試合に入るのを止めてみよう

    テニスの試合、みなさん「序盤」ってどうですか?一番難しい・・・…

  4. メンタル

    「1セットマッチ5-2リードは要注意」テニスの試合で挽回されやすい原因を考えてみる

    5-2でリードしているときに、なぜかテニスの試合は挽回が起きやすい。…

  5. テニス 準備

    メンタル

    「テニスノート」をつけるときに盛り込みたい要素とは?

    マンガ「ベイビーステップ」の流行もあり、改めて見直されているテニスノー…

  6. テニス スマッシュ

    メンタル

    テニスの試合では、ポイントイメージが固まるまでポジションにはつかないこと

    テニスの試合は、もっと自分のペースで進めて良い。試合の進行状況…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス ダブルス

    ストローク

    ドロップショットの目的を、もう一度確認しよう
  2. テニス ストローク

    ストローク

    深いボールに振り遅れる人は、「ターンの速さ」の改善で強くなれる!
  3. テニス メンタル

    メンタル

    なぜテニスの試合、初戦は戦い辛いのか?
  4. テニス メンタル

    その他

    「一生懸命テニス頑張っているのに、全然上達しない!」という人は、チェックすべき4…
  5. テニス サーブ

    戦術

    やりたいテニス、だけだと分析されやすい
PAGE TOP