リターン

フォルトも打ち返す、そんな気概でリターンを

目次

相手のサーブが、微妙なところに入る。

インと言えばイン・・・のような、フォルトのような。

こういう時に、微妙な雰囲気になりますよね。

でも、厳しいことを言うようですが、それはリターン側の甘えでしかないでしょう。

入っている、という前提で打ち返すのが基本。

それは、失礼なことでも何でも無いんですから。

 
 

期待するのは、もう止めよう

フォルトを期待するのは、もう止めましょう。

リターンの選手は、微妙なボールは全部しっかり、打ち返す。

その後に、フォルトならフォルト、というコールがあって良い。

フォルトを期待してボールに入っていくと、集中力が乱れます。

そして、打った後に一瞬迷いが生じるじゃないですか。

この一瞬の迷いが、アナタのプレーの精度を著しく下げていくのは言うまでもありません。



打ち返した方が、練習になる

リターンも、合って来ます。

相手のフォルトも、しっかりリターンすることで自分のタイミングを取る良い機会になる。

もちろん、明らかなフォルトはネットにかけたり、次のセカンドサーブへスムーズに移行するように意識します。

t-press.jp/p3226/

これも、実は試合で使える大事なテクニックです。



相手にとっては、最高のプレッシャー

フォルトなのに、しっかり返して来る。

これは、相手にとって最高のプレッシャーになります。

だったらイン、つまりはもっと甘いサーブだったら、もっと叩かれていたかも・・・と不安になる。

フォルトのサーブをしっかりリターンして返す、ことは試合で大事。

相手へのプレッシャーになるし、自信を削いでくれる。

もちろん、マナーを守りながらが大前提です。



これをやって良いのは、微妙なフォルトだけ

繰り返しますが、これをやって良いのはボール1個くらいのフォルト、だけです。

そうじゃないフォルトを打ち返すのは、基本的にはマナー違反。

相手のセカンドサーブへの妨害になりますからね。

大事なのは、アナタ自身のスタンスです。

「よし!サーブ入って来い!」と思って待てているかどうか。

そうじゃない人は、フォルトを期待してプレーが雑になる。

この差って、大きいですよ。



お勧めの練習法

練習法、ではないのですが、前に入ってリターンする癖があると、これがやりやすい。

ボールとコートの着地点も近くで見えますからね。

正確な判断が出来るし、ライジングでのリターンを練習しておけば基本は「全て返す」ような癖が自然と身に付きます。

前に踏み込んで、積極的に打ちにいく形、ですからね。

ぜひ、リターンの姿勢から見直してみて下さい。



ちょっとしたこと、なんですけどね。

小さいところに、人って弱さが出ます。

フォルトを期待していると、オンラインのリターンが返せない。

これだけは、意識して試合に入りましょう。

ピックアップ記事

  1. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを
  2. ご質問頂いた件につきまして
  3. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う
  4. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  5. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう

関連記事

  1. テニス ダブルス

    リターン

    バックハンドリターンは、踏み込んで合わせる形で攻撃していこう

    バックハンドリターン、みなさん苦手意識を持っている方も多いと思います。…

  2. テニス ダブルス

    リターン

    ダブルスで自分のリターンが浮いてしまう人は、「低い目線をキープする」ことを意識すると改善出来る

    ダブルスの試合では、シングルスと違いリターンに「低さ」が求められます。…

  3. テニス フットワーク

    リターン

    「レシーブ上手になりたい」テニスの試合を勝ち抜いていく人の返球心理学を考える

    サーブレシーブから、テニスの試合はスタートする。最初のこの部分…

  4. リターン

    相手のサーブを予測する、ことに貪欲になろう

    もっともっと、貪欲になって欲しいポイント。それは、みなさんの…

  5. テニス メンタル

    リターン

    「テニスでダブルス巧者のリターン」を身に付ける為の4つの視点

    テニスの試合で、ダブルス巧者はリターン巧者。相手のサーブをどう…

  6. テニス ストローク

    リターン

    2バックダブルス、リターンでのジャッジが難しい件

    セルフジャッジ、で一番揉めるのはやっぱりサーブ。速いし、際どい…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    苦し紛れのドロップショットは、結構相手にバレバレです
  2. 戦術

    相手が強気で来る場面は、冷静に「動いてくる逆」を突いていこう
  3. ストローク

    ドロップショットが相手に効くのは、「その前のショットがしっかり深い」ときだけ
  4. メンタル

    「1セットマッチで、5-0になったらもう安心?」だからアナタは、いつまで経っても…
  5. テニス 目

    戦術

    相手が打つ前に、「良い態勢なのかどうか?」は必ずチェック!
PAGE TOP