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テニスを長く続けていると、肩の怪我や上に上がらない・・・といったことも増えてきます。
年齢と共に、どうしても可動域が狭くなってくる肩。
サーブにおいては致命的なこの問題、脱力サーブを身に付けておくと試合で有効です。
「肩が痛くて腕が上がらないときに」無理しない脱力サーブを打てると便利
■ベテランプレイヤーは、腕が上がらなくなるのが普通の現象
40肩と呼ばれる言葉があるくらい、人は年齢を重ねると肩から腕が上がらなくなる。
テニスにおいて、これはかなり致命的。
学生の肩も、肩を痛めていつものサーブが試合で打てないこともあるでしょう。
こういったときに、どんなオプションが自分の中にあると有効か、考えてみましょう。
■打点を少し低めでスライス、ただし前で捉えて深いサーブに
打点を落とすことで、安定したスライスサーブを打てるようになります。
気を付けたいのは、高さは落としても打点は前、コートに内側にトスを上げること。
そこからいつもより、少し山なりを意識したサーブを打ちましょう。
プロ野球のピッチャーが投げる、「カーブ」の変化球のイメージが大切です。
■コースの打ち分けさえ出来ればOK、サーブの目的感を明確に
スピードが遅い分、相手にはコースを絞らせないような工夫が大切です。
遅くて打点が低いボールを、左右にしっかり打ち分けることでリターンをかわしたい。
その為には、スライスで曲がる軌道をバウンド後まで考えること。
自分のスライス回転がどう相手の方向に進んでいき、リターンさせるのかを、練習の中から仲間と確認してみましょう。
良いサーブ=速いサーブ、というのは一部分でしかありません。
今回ご紹介したようなサーブで、乗り切らなければいけない試合は必ず出てきます。
1日に何試合もあるときには、初戦はこういったサーブで体力を温存することも必要でしょう。
自分の身体を知り、それに技術を合せていく意識もテニスには必要です。