戦術

武器を使い、弱点を責めるだけ

目次

試合の中で、迷うことがあれば。

このシンプルな作戦、に立ち戻りましょう。

相手が強い弱いは関係無く、これはテニスやスポーツの基本。

確かな確証が無くても、まずは色々やってみる。

ハッキリとした作戦として実行すること、が大事です。

 
 

弱点は想定、でも良い

ザックリ入る、で大丈夫

私もいつも、仮説から入ります。

恐らく、対戦相手はバックハンドやボレーは苦手だろう、と。

ここをまずは、弱点として突いてみる。

それでダメなら、また変えれば良い。

試合の序盤に、想定でも良いので相手の弱点を突いていくこと、は大事ですよ。

最低3回は、突いてみよう

しつこく、最初はバック狙い。

これ、何回かしっかり続けることが大事です。

最初のショットがたまたま上手く返って来ただけ、かもしれない。

出来るだけ、スライスやスピンを両方使いながら、相手を動かしてバックハンドを打たせる。

浅いボールで前に引っ張り出す。

私の感覚なら、3回くらいやればボロが出て来る感覚です。

4ゲーム目くらいまでに、ハッキリさせよう

ダブルスなら、サーブが1巡するくらい。

4ゲームが終了した時点で、「相手のココを突いていこう」と決める。

これも、アナタ自身の中でルーティーン化しておくと良いですよ。

想定から入ったものを、確認して決める。

あとは、相手の弱点についてはあまり考えない。

徹底的に攻める、そして意識させてその逆を突く。

これだけで、試合は充分に主導権が握れるはずです。



武器を使うことも、忘れずに

これは試合前から、決めて良い

みなさん、試合で自分の武器を使うこと、出来てますか?

まず、意識はどうでしょうか?

自分の武器、というと「何も無いかも…」と思う方がいるかも知れませんが、そんなことはありません。

それは、アナタ自身がまず決めることから始まります。

「これが、自分の武器なんだ」と。

謙遜は、美徳にならない

ただ、逃げているだけでしょう。

自分には武器が無い、と言っている方が楽だし周りからの目も厳しくない。

そんな意識だと、試合で使える訳が無いんです。

あえて、でも良いから作る、信じる。

そうすることで、試合に使えて練習にも身が入るというもの。

謙遜している人は、試合では勝てない。

自分の武器を使えないまま、よく分からない試合で終わってしまうのがオチです。

試合前に、「これを使う!」と決める

使った時点で、もう武器なんですよ。

相手がプレッシャーに感じてくれれば、それはもう大成功。

サーブ&ボレーやポーチボレー、リターンからのロブ、何でも良いと思います。

自分の中で、ポイントを取るイメージが湧きやすいもの。

そのショットを、しっかりと試合で使う。

当たり前のような話かも知れませんが、ココを意識出来て試合に入ることがテニスでは大事なんです。

   

一番最高なのは…?

武器で弱点を攻めること

ですよね、実際。

みなさんの武器で、相手の弱点を攻める。

よく考えれば、誰にでも分かります。

これが一番、実践出来れば効果的だということが。

なかなか出来ない、のはなぜでしょう?

アナタ自身の実力不足?

いえ、決断出来ていないから、試合前に武器を確認していないから、です。

決めれば道は拓ける

最初から、弱点なんて気付けない。

武器なんて使えない。

それで良いんです。

自分で決めて、行動に変えていくことがまず大事。

そりゃ、最初は何事も上手くはいかないですよ。

だからこそ、決めた人から道は拓けていく。

この意識、意欲を私は買いたいです。

意外と、出来るもの

やれば、意外と出来ます。

自分の武器で、相手の弱点を攻めていくこと。

これには、武器のコントロール性が必要ですよね。

ただ速い、強いだけだと、それは厳しい。

コントロール出来ないと、相手の弱点を突けないですから。

武器をコントロールして、相手の弱点を突いていく。

この基本、しっかり試合で実践出来るように練習しておきましょう!



相手には弱点があるし、自分には武器がある。

このこと、つい忘れてしまいがちですよね。

テニスの戦術の基本は、シンプルに考えましょう。

客観的に、俯瞰的に。

試合を遠くから見るような癖を身に付ければ、色々見えて来ます。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に勝てるようになる為に、読むべき名著10選
  2. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  3. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  4. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  5. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」

関連記事

  1. テニス ボレー

    戦術

    守るのが好き、それで良いじゃない

    私自身よく、言われたものです。「守ってばかりで、つまらないテニ…

  2. テニス 戦術
  3. テニス メンタル

    戦術

    「視野を広げたい」テニスで相手にコースを読ませないショットには回転量が不可欠

    テニスコートの広さって微妙だね。広いと言えば広いが、狭いと言え…

  4. テニス サーブ

    戦術

    自分のプレッシャーが相手に通じなくなるのは、当たり前

    今まで、T-PRESSでは「相手にプレッシャーをかけること」の重要性を…

  5. 戦術

    パフォーマンス目標、をクリア出来ているか?

    みなさんが試合に出て、テニスをする。当然、そこには結果が伴い…

  6. テニス 練習

    戦術

    試合でリードしたときに、それを手放さないようにする為に必要な5つの意識

    試合でリードしても、途中で追い付かれて負けてしまう・・・まくられる癖、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス 守備

    ダブルス

    「ダブルスで勝てないペア、選手が陥りがちな8の字ラリー症候群」アナタは大丈夫です…
  2. テニス メンタル

    サーブ

    サーブのときのトスアップは、「自分の足元にターゲット」を作って練習しよう!
  3. テニス リターン

    ストローク

    相手の「打点の高さ」を、変え続ければ勝てる
  4. テニス サーブ

    ダブルス

    ダブルスの試合、「冷静にクロス勝負での実力差」を考えて前衛は動こう
  5. テニス ダブルス

    ストローク

    ショートクロスのストロークは、シングルスコートに入れるつもりで振り切ろう
PAGE TOP