テニス ストローク

ストローク

「俺はずっと、これでいく」テニスの片手バックハンドストロークが優れていると思う4つのポイント

目次

今、片手バックハンドストロークが熱い。

個人的に思っているだけかもしれないですが、錦織選手も対戦相手で苦手にしているのがこの片手バックハンド。

日本人として圭くんを応援しつつも、美しいバックハンドを持つガスケやワウリンカ、フェデラーを応援してしまうのは漢(おとこ)の性かも知れませんね。

いやいや、少し前までは女子選手でもエナンにグラフ、たくさん名手と呼ばれる選手がいました。

そこで改めて、片手バックハンドストロークのココが良い!というポイントを挙げてみましょう。

「俺はずっと、これでいく」テニスの片手バックハンドストロークが優れていると思う4つのポイント

 


 

1.意外と疲れない

コレ、実は大きいです。

片手を休ませているとも言えるせいか、やっぱり疲労度が違う気がします。

利き腕だけ太くなる・・・というのも、実際はそんなに感じないかと。

腕だけじゃなくて、リーチが長くなるから走る距離も少しだけ短くて済むのも良いですね。

そして疲れないだけでなく、利き腕の反対の手のひらは、マメもできにくい!

必然的に、怪我も少なくなるのでは・・・と思ってたりします。

 

2.感覚が研ぎ澄まされる

両手でラケットを持っていると、ボールの感触やラケットの打感など、どこかもやっとしてしまいませんか?

片手で全てを受け止めると、感じることができる気がします。

サーブでグッとくる感じや、スライスで長くガットを滑る感触・・・。

ネット間際でのタッチプレーも、やっぱり片手が使いやすいし、融通が効きやすいですよね。

そう、利き腕の感性を磨くという意味でも、片手バックはお勧めです。

 

3.大きくスイングできる分、スピンの回転量を両手よりも上げやすい

片手バックハンドストロークの魅力は、何と言っても大きなスイングで振り切るトップスピン。

これがまたえぐいくらいにコートに落ちてから弾むんですわ・・・。

両手でも協力なスピンを打つ選手はいますが、両手でラケットを持っている以上、片手よりは内側になります。

片手だとより身体の遠くでラケットを振れるので、スイングスピードも出やすく、スピンもかけやすい。

グリップの習得に練習は必要ですが、慣れるととっても頼りになるショットです。

 



 

4.何と言っても、美しいフォーム

テニス以外に両手で棒を持つ競技は、私が想像する限り棒高跳びくらいでしょうか。

片手で持つ機器、そこには自然の美しさがあるように思います。

左手をスロートに添えるフォルムも、一体化して美しい。

よく男性でグリップテープを半分しか巻かない人、いますよね。

あれも立派な自己主張で、美しい。

 

最後は少しナルシストな雰囲気になってしまいましたが、もちろん両手バックハンドを卑下するつもりなど毛頭ありません。

ただ、今の日本テニス界にももっと片手バックハンドの選手が台頭して欲しいという想いもあり、今回まとめさせて頂きました。

これを機に片手にトライしてみようかな・・・と思った、そこのアナタ。

大歓迎ですが、3年は腰を据えて取り組むことをお勧めします。

片手バックハンドは、基本的に難しい。

だからこそ、美しいのです。

今回の記事は、最後まで自己愛に満ちていてすみません。

ピックアップ記事

  1. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  2. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート
  3. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選
  4. テニスの試合に持参すると便利な、折り畳みチェア3選
  5. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない

関連記事

  1. テニス ボレー

    ストローク

    テニスの試合で勝てない人は意識して欲しい、「ストロークの準備が遅い人」が多すぎる問題

    ストロークの準備が遅い人ってけっこう多い。中には、準備の遅さで…

  2. テニス ストローク

    ストローク

    テニスの試合では、打った瞬間に「自分のボールと決別する」強い意志が必要!

    テニスのラリーでは、シンプルですがあるルールがある。それは、自…

  3. テニス ロブ

    ストローク

    ロブがいつも甘くなる人は、「軌道の頂点をどこに置くか?」をまず考えて打てば攻撃的になる!

    アナタはまだ、きっと「ロブ」の本当の強さを知らない。私自身、1…

  4. テニス ストローク

    ストローク

    ダウンザラインのストロークを武器にするなら、コンパクトに振り切るイメージで

    ストロークのコントロールで、差が出る部分。それは、ストレート、…

  5. ストローク

    ストロークで深さを出したいなら、「軌道の頂点」はネット上より相手寄り

    深いストロークを打とうと思っても、浅くなってしまう。試合で相手…

  6. テニス ストローク

    ストローク

    バウンド地点を瞬時に判断、出来るようにトレーニングしましょう

    ストロークの基本、だけどあまり意識されていない部分。それは、「…

特集記事

  1. テニス 並行陣

    サーブ

    安定した回転系のサーブは、こするのではなく「弾く」感覚で
  2. テニス ウェア

    フットワーク

    「身体が勝手に反応してくれた」ときの感覚は、テニスで大事にして欲しい
  3. テニス メンタル

    戦術

    テニスでは、「ショットの呼び名」が出ると意識し過ぎる人が多い
  4. テニス ストローク

    ストローク

    浅いボールをストロークで足元に沈めるのは、技術的に難しい
  5. テニス 客観視

    ボレー

    テニスの基本である「低い姿勢」がネットプレーに必要な理由5つ
PAGE TOP