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試合中に、どうやって自分を鼓舞していくのか。
声を出すのも良いし、ひたすら寡黙にやるのも良いけど・・・ガッツポーズ、についてはみなさん、どうでしょう?
一概には言えませんが、どうも学生の皆さんの試合を観ていると、それを「威嚇」にばかり使う選手が多いような気がする。
それって、意味ありますかね?
試合中のガッツポーズは、自分自身に向けてやる
1.ネット近くまでいって、相手に見せつける意味って?
団体戦、個人戦、色々な場面で多い気がします。
特に、団体戦のダブルス。
盛り上げていきたい気持ちは分かりますが、ネット近くまでいって相手にガッツポーズを見せつけて吠える。
そんな試合をよく観ます。
そんな威嚇が通じる相手なんて限られているし、劣勢になったら急におとなしくなるペアも多い。
ガッツポーズって、使い方次第だと思います。
2.「自分に向けたガッツポーズ」こそ、効果大
静かに、大事なポイントを獲ったら自分で噛み締める。
ガッツポーズを自分の胸に当てて、この後のポイントにつなげていく。
この意識があれば、自然とガッツポーズは「自分向けの、自分仕様」になっていくはず、だと思います。
試合の中で、自分を鼓舞出来るのは自分自身。
応援してくれる観客に向かってのポーズも悪くないですが、やっぱり自分自身との会話が試合では一番大事。
そうやって試合に向かっていく、自然な態度としてガッツポーズが出て来る人って、やっぱり強いし結果を出せると思います。
3.「まだそんなレベルじゃない・・・」と思っている人、こそやって欲しい
そんなの恥ずかしい、試合に出るので精一杯なのに・・・という方。
殻を破るなら、今かも知れませんよ。
それからムダに威嚇にだけ使っている人。
自分自身に向けたガッツポーズ、にしていくだけで、本当の意味での強いメンタルが養われていくでしょう。
人のメンタル、気持ちの強さは動作やジェスチャーで変わる。
静かに大事なポイントを終えて、自分に向けて拳を握りしめる。
やってみて下さい、きっと強くなれるはずです。
試合に勝ちたい、と思ったら態度に出していかないと。
それも相手を威嚇するような形じゃなく、自分自身を鼓舞する形で。
そうやって積み重ねていくことが、きっといつか、大きな実を結ぶ。
私はそう信じて、皆さんを応援していきたいと思います。
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