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テニス選手の活動をしていると、いろんな体験をする。
それはキツイ練習とかトレーニングなんかもあるんだけど、楽しい事もある。
それは遠征に行った時、参加している選手皆で一緒にメシ行ったり、近くに温泉あったら入りに行ったり・・・。
「スペインの古城でストレス発散」できるのも、テニス選手の実力のうち
女子の大会も一緒に開催されていたら、女子選手も一緒に合流して楽しい。
スペインにいた時も、選手7,8名のグループ作り、そこに一人コーチを付けてスペインをあちこち回って試合に出場した。
試合結果は、あまりにレベルが高過ぎて、全て予選敗退。
予選一回戦を突破できるかどうか・・・が精いっぱいで、本戦どころか
予選決勝さえ一度も行けず、他の選手が勝ち残る中、俺だけ早々に負けて暇になる。
午後は、試合が終わった選手と練習するから、午前は暇。
そういう時は試合観戦する。
でも大会は一週間あるから、毎日毎日、午前中試合観戦だとつまんない。
そこで、俺はよくその遠征先の街を散策することが多かった。
マドリードとかバルセロナとかの大都市でも、歴史的建造物だらけのこの国は、地方の街とか行くと、必ずと言って良いほど古城が残っている。
俺はそういう古城に行っては中世の雰囲気を味わっていた。
そういうのは楽しかったなぁ。
ま、テニスの試合がメインで来ていたから、負けたショックもあったけど、色んな土地に行って、そこのことを肌で感じることって、やっぱり感動するよ。
でもそういうのが無かったら、遠征って凄いストレス溜まるからね。
テニス選手になりたい人は、旅好きにもならないといけないかも。