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どんなに凄い技術や経歴を持っていても、全てのテニスコーチは「信頼」から始まる

目次

4月から新しい仕事、テニスコーチとして働き始めた方もいるでしょう。

アルバイト、契約、社員コーチ、立場は色々だと思います。

ですが、この基本だけは、絶対に覚えておいて欲しい。

テニスコーチである以前に、アナタが一人の社会人として認められること、信頼されることが大事です。

 

どんなに凄い技術や経歴を持っていても、全てのテニスコーチは「信頼」から始まる

 


 

1.経歴や技術に、大差は無い

アルバイトコーチ、契約コーチとして、私もいくつかのスクールでレッスンを担当していました。

ただでさえ、実績は皆無。

テニスの腕も、上級クラスでは生徒さんとガチで勝負してトントン・・・くらい、それはひどいものでした。

だからこそ、私はいつも「信頼関係」から入っていくことだけ、意識していた。

出来ていたかどうかは、分かりませんが・・・。

どんなに最高な指導でも、生徒がコーチを信頼していないと意味が無い。

もちろん、上級者クラスであれば聞く耳すら持ってもらえないでしょう。

それが、仕事としてテニスを教えるということ。

これからテニスコーチで生業を立てていく方は、ぜひ意識してもらいたいのです。

実績や技術に、大差なんて無いのだということ

 

2.差が付くのは想像力とコミュニケーション力

私はこの2つの点で、良いコーチ、ダメなコーチの差が付くと思っています。

しっかり相手を想像する力。

「この人は、なぜテニスを頑張るのだろう?」

「試合には出ている、出たいと思ってるんだろうか・・・?」

「家族構成、性格、そのバックボーンになるのは、何だろう?」というのを、考えてみるとテニスの根本解決も見えて来る。

想像することから、仮説が出来て提案型のコーチングが出来る。

そしてコミュニケーション力、会話力でそれを発展させていく。

とにかく色々、聞いてみることが大事だと私は思います。

会話を繰り返した数だけ、信頼関係は深まっていく。

人数が多いクラスでも、なんてことない会話がすごく生徒を楽にさせたりやる気にさせるはずです。

みんな目的、背景は人それぞれ。

コーチがどれだけ引き出せるか、がその人のテニスの上達の肝になっていきます。

 

3.信頼関係が作れれば、自然に生徒は上達していく

信頼関係が作れれば、テニススクールでも上達は出来る。

逆にいくら人数が少なくても、球数が打てても、コーチと信頼関係が作れていないと生徒の成長は難しい。

このあたり、ほとんどのスクールでは曖昧になっていますよね。

コーチはフォーマット通りのアドバイス、生徒も受け流して、表面上だけのコミュニケーション。

ここを脱することが出来れば、年齢も実績も関係無い。

きっとアナタも、最高のテニスコーチとして認められるでしょう。

 

「テニス界は特別」という感覚、私もあります。

ですが、テニスコーチとしてしっかり生徒から信頼される人は・・・きっと色々な仕事でも、成功出来る。

学生の皆さんでアルバイトコーチをしている方、始める方は、ぜひ積極的に生徒さんと会話することから意識すると、きっと自分も大きく成長出来るはず。

テニスの技術的な指導は、信頼関係を築きながら。

生徒としてテニススクールに通う皆さんも、ちょっと意識してみて下さいね。

 

今回のまとめ

技術や経歴より、テニスコーチにとって大事なのは「会話」で生徒と信頼関係を築くこと

 

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