テニス ストローク

フットワーク

西岡選手は自分の武器であるフットワークを、「小さなテイクバック」で活かしている

「フットワークは、自分の武器です!」

と、言い切れる人はきっと足は速いんでしょう。

でも、本当にそれだけで、武器になりますか?

今、結果を出し始めている西岡選手、のプレーを観てみて下さい。

足が速いだけでは、テニスの試合は勝てません。

 

西岡選手は自分の武器であるフットワークを、「小さなテイクバック」で活かしている

 


 

1.なぜ、西岡選手は急激に結果を出し始めたのか?

先月のデ杯の試合を観たときには、正直ここまで急に結果を出せるとは思いませんでした。

フランスのシモン選手との試合を観ていた感じだと、やっぱりマスターズクラスの大会は予選突破が精一杯かな・・・と、私も思っていました。

それを見事に裏切って、今大躍進ですよね。

なぜ、結果が出て来たのか。

それは、彼自身が実践している「シンプルなフットワークを活かすストローク術」だと思います。

 

2.テイクバックが大きいと、速いフットワークも台無しに

足が速くても、なぜテニスでは通用しないのか。

それは、テニスが「ボールを打ち返す競技」だからです。

ボールに追い付くだけなら、足が速くて鋭い出足の選手が強い。

ですが、実際に打ち返すとなると「小さいテイクバック」でコンパクトなプレーができるかどうか、が大事になる。

追い付きながら、しっかり準備を終えている。

この基本、プロ選手ですら怪しい・・・くらい、実践するのが難しい部分なんです。

 

3.武器は、「何かと何かを、組み合わせる」ことで試合で有効になる

足が速いだけでは、試合で使えない。

そこに、コンパクトなテイクバックが加わることで、走力を活かして安定したテニス、攻撃も守備も出来るテニスが実践出来る。

つまり、1つの要素で作られる武器って、限られているんですよね。

アナタ自身、何か1つだけで勝負するテニス、になってはいませんか?

パワー、スピード、戦術、練習量、メンタル・・・たくさんある要素の、何と何を組み合わせるのか。

これは、一度自分自身で考えてみて下さい。

 

テニスに体格は、必ずしも必要無い。

錦織選手もそうでしたが、西岡選手のテニスはそれ以上に勇気を私たちに与えてくれます。

彼が立ち向かっていく、屈強なトップシード選手たち。

これからどう戦っていくのか注目ですね。

そして、私たちも頑張りましょう!

ピックアップ記事

  1. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア
  2. 急激に乾燥する季節に、喉とオーラルケアは欠かせない
  3. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  4. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない
  5. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう

関連記事

  1. テニス ストローク

    フットワーク

    テニスのポジショニングが分からない人は、「自分の守備出来るテリトリー」を把握しよう

    テニスの試合に出ていると、「守備のときに予測ができない・・・」という声…

  2. テニス ストローク

    フットワーク

    テニスは、「動いているボールに対して合わせていく競技」という認識を、改めて持とう!

    色々なスポーツがある中で、テニスの難しさは何か?それは、「動い…

  3. テニス ボレー
  4. テニス ボレー

    フットワーク

    速く動けば余裕が出来る、のがテニスのフットワーク

    テニスの試合、強い選手のフットワークは何が違うのか。これって、…

  5. テニス スライス
  6. フットワーク

    良いショット、の後に良い〇〇

    良いショットを打つ、自分でもナイスショットだと思う。でも、そ…

特集記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    テニスにおいて、能動的か受動的かは大きな実力差になる
  2. テニス ストローク

    ストローク

    速い展開でバックハンドストロークを打たされると弱い、人は?
  3. サーブ

    パートナーのサーブを、いかに盛り上げていくか
  4. テニス メンタル

    その他

    「やっぱりこの店が良い!」テニスのアフターで選ばれるお店のポイント5つ
  5. テニス メンタル

    メンタル

    自分にコミット出来ない人は、裸になれない
PAGE TOP