テニス ダブルス

ボレー

どうしても、「ボレーの独特の癖が抜けない」と感じている人に、試して欲しい7つのこと

目次

ソフトテニス、バドミントンなどを経験されて、硬式テニスを始められた皆さん。

きっとボレーの癖が抜けない・・・どうにかしたい・・・と、お悩みじゃないでしょうか?

40歳以上の方から、今回のアンケートでも多くご質問頂きました。

硬式テニスのボレー、をもう一度しっかり身に付けたい。

基本からおさらいしていきたいという皆さんに、改めて確認しておきたいポイントをまとめてみました。

 

どうしても、「ボレーの独特の癖が抜けない」と感じている人に、試して欲しい7つのこと

 

1.ラケット面は上を向けて打ち終わる

これが、一番大事なポイントです。

ボレーと言うと、どうしても下方向に打ち付けるようなイメージですが、ラケット面が上を向いて終わる、のが基本。

それでも、ボールはそんなに上方向には飛んでいきません。

打ったラケット面が下を向いている状態、はミスも多いし手首に負担もかかる。

打った後に、自分が打ったラケット面が上方向、空を向いている状態を意識してみましょう。

 

2.打つというより、運ぶという意識で

硬式テニスのボレーは、決定力よりもコントロール。

なにせ、ネットから遠い場所で打つ機会も多いのが硬式テニスのボレーです。

全てをバーン!と打てる訳じゃないですし、ボールも硬い。

だからこそ、1.で書いたようなラケット面の使い方で、ボールを運ぶ意識を持ちましょう。

コントロールして、山なりな軌道でOK。

この意識で打てれば、きっと手首でこねるような動きは無くなると思いますよ。

 

3.ラケット動作は、脇の開け閉めでOK

手首の形を変える、のはどこかこねている証拠。

自分で癖を見直して、手首の形は変えないようにしてボレーしてみましょう。

動かす部分は、自分の脇の開け閉め。

肘を身体から少し離す、近付ける。

この動作だけで、硬式テニスのボレーはシンプルに完成です。

後は足を動かして、踏み込んでいくだけ。

脇の開け閉め、を意識するとボレーもコンパクトに打ててオススメですよ!

 

4.顔とラケットの位置を近づける

これが遠いと、ボールが真ん中に当たらない。

そして手首、手先で何とかしようという悪い癖が身に付いてしまうんです・・・。

顔とラケット、もう少し近付けてみませんか?

近いとより真ん中に当たる可能性が高いし、丁寧なボレーが身に付いていく。

打点に顔を残して、打った方向をすぐ見ない癖も大事ですね。

 

5.打ち終わって、横向きになってみる

これは・・・どうやってお伝えしようか悩んだのですが。

打つ前、よりも「打った後」に自分の肩が入った状態、を作ってみて下さい。

横向きでいきなり打つ前から態勢を作ると、これはちょっと窮屈になる。

楽に入って、打ち終わって横向き、だと自然に身体も閉じて抑えが効いたボレーになるでしょう。

 

6.足のつま先を外側に向けてみる

ネットに対して並行、足のつま先を横に向けてみて下さい。

右利きの方のフォアハンドボレーなら、右足のつま先を右方向に向ける。

そうすると、自然にボールを横向きでとらえるような態勢を作ることが出来ます。

5.で書いたような、横向きでの打ち終わり、のスタートポイントですね。

足のつま先を上手く動かせると、ボレーの安定感は増していきますよ。

シンプルな打ち方になって、悪い癖も払しょくされていくでしょう。

 

7.ラケットとガットにボールを飛ばしてもらう

アナタが思っている以上に、お持ちのラケットはきっと反発力がある。

ラケットとガット、に活躍してもらって、自分はその手助けをしていると思って下さい。

変な癖を付けくわえているから、ラケットとガットがボールと喧嘩してしまう。

もっと楽に、ほおっておけば良いんです。

きっと、余計なことをしない方がラケットとガットも活躍してくれるはず。

シンプルに、シンプルに、考えていきましょう。

 

結論、もっとシンプルに、シンプルに。

癖が強い人は、自分で何とかしようとどこか焦っている。

打点に対して、無理なことはしない。

身体を動かし過ぎない、くらいの意識でちょうど良いはず。

次回のボレボレー、ボレー対ストロークの練習で、ちょっと意識してみて下さい。

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