テニス 部活

練習メニュー

「自分達が味わってきた辛いこと」を強制するのは、無意味です

テニス部の話、だけではないでしょう。

新入生が増える今の時期だからこそ、見直して欲しい。

「今までみんながやってきたからやる」風習、ほど理不尽なものはありません。

 

「自分達が味わってきた辛いこと」を強制するのは、無意味です

 


 

1.「毎年こんな感じだから」は、理由にならない

テニス部でもサークルでも、社会人チームでも、合理性優先。

「毎年やってきたことだから」

「これは新一年生の仕事だから」

というのは、思考に蓋をしてしまっている、考えるのが面倒な人の言い訳でしかない。

一度立ち止まって、これは本当に必要なことなのか?から考えてみませんか?

きっと先入観で見えなくなっている、本当に必要なのものは、立ち止まらないと見えて来ないはずです。

 

2.「俺たちは苦労してきたんだ!」という被害妄想

先輩に、こういう人いませんでしたか?

テニス部だけでなく、もしかしたら学校や職場にもいるかも知れませんね。

「俺が新入生のころは、こき使われて・・・」と、自慢そうに話す人。

それって、すごく痛い。

味わった苦労を他の人にも味わって欲しい、強制させたいという魂胆が見え見えですからね。

まずテニスも上手くならないでしょう。

仕事もできない、かわいそうな感じになっていくはずです。

 

3.「苦労したことは、変えていく」のが当たり前じゃないの?

私は思うんですが、新一年生の頃の仕事がきつかったなら、変えていかないと。

30分かかったコート整備が短縮出来れば、みんなハッピーになれる。

3年前よりは良い用具、テクノロジーだってあるかも知れない。

そういう発想が持てれば、「学年に関わらず、みんなで考えて効率化して、実践していく」という風土が生まれますよね。

テニスだって、一緒です。

工夫して考えていくことが出来ないチームは、練習もずっと同じ、変わらない。

試合にも勝てない、そんなものです。

 

新一年生、の姿を来月にでも観れば、良いチームかどうかは分かる。

生き生きして、納得してテニスが出来ているかどうか。

ぜひ、先輩としてチームを支える皆さんは意識して欲しい。

仕組みを変えるのには、勇気が要る、けれどプライドは要らない。

今が改革の時、かも知れませんよ。

 

今回のまとめ

新一年生の仕事の仕組みを見直して、上級生も一緒に徹底して効率化してみよう

 

ピックアップ記事

  1. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  2. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  3. 夏の男性の日焼け止めは、「ギャツビー パーフェクトUV スプレー」が便利
  4. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを
  5. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!

関連記事

  1. テニス メンタル

    練習メニュー

    「練習中、新しい事にトライしてる?」練習環境を見直すとテニスはもっと強くなる!

    都内の中学校へボランティア部活レッスンで行ってきた。一日、子供…

  2. 練習メニュー

    「部活の練習の雰囲気を変える!」勝てるチームが実践している、競争原理に基づく工夫とは?

    高校や大学の体育会、サークルでも本気で試合に勝ちたいとテニスに取り組む…

  3. テニス フットワーク

    練習メニュー

    「ネットプレイヤーに対して、ロブボレーを仕掛けていく」ために必要な感覚を養う練習メニュー

    今回は、久々に練習メニューの紹介を。意外と試合で使えると有効な…

  4. 練習メニュー

    漠然とした練習で、テニスは上達しない

    テニスの練習について、改めて考えてみました。今回、高西コーチ…

  5. テニス ボレー

    練習メニュー

    マンネリ化しがちな「ボレーボレーの練習」の、最初の球出しを工夫すれば実戦的なメニューに早変わり!

    テニス部で人数が多い、またはテニススクールではコートを区切って行うこと…

  6. 練習メニュー

    上達できるテニス選手は、「問題の本質を見極める力」があるから自立している

    テニスの上達において、本当に必要なものは何なのか。極論を言えば…

特集記事

  1. テニス スライス

    戦術

    テニスが上達する、ということは、狙った場所に繰り返し打てるようになるということ
  2. テニス リターン

    メンタル

    最後のフィニッシュが雑、なのは性格も問題な可能性有り
  3. 練習メニュー

    上級男子ダブルス、に必須の練習とは?
  4. テニス ボレー

    ロブ

    インドアコートの試合では、「高いロブは打てない」のを活かすには?
  5. ボレー

    並行陣のサーブ&ボレーは、「ファーストボレーをストレートに流す準備」が…
PAGE TOP