テニス ストローク

シングルス

フォアハンド側を6割空けて待つことで、バランスの良いポジションに

目次

シングルスの試合では、フォアハンドで打つ機会を増やしたい。

よほどバックハンドが得意、なら別ですが、プロ選手も9割以上はフォアハンド主体でラリーを組み立てていきます。

当然、ポジションも少しフォアハンド側を空けてバックハンド寄りに立っているケースが多い。

改めて、サーブやリターンの後の自分のポジション、シングルスの試合で意識してみませんか?

 

フォアハンド側を6割空けて待つことで、バランスの良いポジションに

 


 

■サーブとリターンの後、その場にいる選手はもったいない!

サーブとリターン、から試合は開始されます。

その1球を打った後は、どの場所に立っても反則ではありません。

なのに皆さん、同じ場所でずーっとボールを待っている。

または動いてもコートの真ん中、まで動いてラリーが始まっても変えない、という方が多い。

これでは相手はバックハンド側を狙いやすいし、主導権も握られてしまう。

今一度、サーブとリターンを打った後、の動きについて考えてみましょう。

 

■2往復が完了したら、自分のポジションを取れるように!

サーブを打っていきなり良いポジションに移動!というのは少し無理がある。

リターンは遅いスライスであれば可能ですが、まずはしっかり「2往復しながら自分の得意ポジションに着く」くらいの意識で良いと思います。

私はいつも、リターンやサーブから攻撃的にいきたいとき、以外はまず2往復をしっかりラリーして自分のポジションに着くようにしています。

そのポジションこそ、フォアハンド側を6割くらい空けた場所。

しっかりポジションを取れると、そのラリーも制する自信が沸いてくるから不思議です。

 

■フォアハンド側に打たれても、カバー出来るフットワークを

「空けているところに、打たれたらどうするの・・・?」と思う方もいるでしょう。

確かにダウンザラインで厳しいコースに打たれると、追いつけないケースもあります。

それは相手のナイスショット。

むしろそれよりも、バックハンド側へ普通に攻撃される方が私は嫌なんです。

そこをふさいでおくことで、精神的にも安定する。

ポジション一つで、相手が感じてくれるプレッシャーがある。

そう考えると、結構試合って楽になりませんか?

 

シングルスの試合は、ポジショニングに特徴が出ます。

フォアハンド側を空けて、さらにベースライン上に立って攻撃的にプレーする、ような選手もいますよね。

調子が良いときの錦織選手は、この形でいくつも強敵を打ち負かして来ました。

ですが、まずアナタ自身が良いと思う場所、ポジション、探してみましょう。

そしてサーブやリターンからその場所にスムーズに移動できるように、シングルスでは意識してみて下さい。

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