サーブ

ダブルスでサーブを打つ順番って、意外と大事

ダブルスの試合で、どっちの選手からサーブを打つのか。

みなさんは、大体決まってますか?

試合前のサーブ練習の調子を見て、というのも有りですよね。

でも、この打つ順番については意外と軽視されがち。

結構大事ですよ、ダブルスの試合では。

 

ダブルスでサーブを打つ順番って、意外と大事

 


 

1.なぜ、大事なのか?

まず、人によって「先に打ちたい人」もいます。

それに、「先に前衛をやりたい人」もいます。

私はと言えば、後者です。

先に前衛をやって、相手をかく乱するのが得意。

だから、サーブは後が良い。

別に先に打つならそれでも良いんですが、同じように前衛には最初のゲームでしっかり動いて欲しい。

そういうペアであれば、どちらでも効果的に先手を取れますからね。

みなさんはどうでしょうか?

あまり、考えたことが無い・・・という人は、チャンスです。

 

2.試合形式を確認しよう

その人のメンタリティー、性格以外にも、テニスで大事なポイント。

それは、試合のルールが大会ごとに異なるということです。

6ゲーム先取、8ゲーム先取、1セットマッチに3セットマッチ。

多いのは、6ゲーム先取か1セットマッチ、じゃないでしょうか。

この2つの違い、結構大きいですよ。

6ゲーム先取ならまずトスでサーブを取らないと、ずっとキープ合戦でも5-6で負けになってしまいます。

それにこの場合、サーブの順番も大事だと思いませんか?

 



 

3.4-4で打つのか、5-5で打つのか

トスで勝ってサーブから試合開始、この時に、もう順番は決まっています。

最初に打った人は4-4で自分が3回目のサーブ、になる可能性がある。

後からサーブを打つ人は、5-5でそうなることはもうここで決まり。

競った試合では、どっちをどの選手が担当するのか、で結構試合結果が変わるでしょう。

6ゲーム先取で5-5のサーブ、緊張しますよね。

キープすれば終わりですけど、同時にブレイクされても負け。

ダブってしまう確率が高い選手は、ちょっとキツいかも知れません。

まだ4-4の場面で打たせる方が良い、とかそういう判断が出来ますよね。

 

4.「順番」と「シチュエーション」に強くなろう

大事なのは、こういう3.のような順番をパッとイメージ出来るかどうか。

テニスは、サーブもリターンも順番は決まっています。

どういうシチュエーションで、誰が何をやるのか。

これは、最初のトスの時点で決まってしまうことも多い。

相手の様子も見ながら、自分たちペアの基本スタンスを考えて準備しておく。

勝てるペアは、そこまで考えて準備してますよ。

自分たちの流れで試合を進める為にも、一度考えてみませんか?

 

ちょっとしたことなんですけどね。

でも、6ゲーム先取の試合を5-5で落とす機会が多いペアは、考えてみても良いでしょう。

何となく、サーブが得意な方から打つ・・・だけで、本当に良いんですか?

全ては、疑問を持つことから始まります。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に強くなりたい人が読んで欲しい漫画、「アルキメデスの大戦」
  2. 急激に乾燥する季節に、喉とオーラルケアは欠かせない
  3. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ
  4. リアクションボールを使って、イレギュラーバウンドへの対応力を磨こう!
  5. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう

関連記事

  1. テニス ストローク

    サーブ

    「サーブは楽チンじゃないと」省エネテニスで試合を勝ち上がる為に

    テニスのゲームはサーブ・レシーブの形からスタートする。だからス…

  2. テニス メンタル

    サーブ

    サーブの調子が悪い時は、決まってこうなっている

    サーブの調子が悪い時。それには、共通点があります。その…

  3. テニス ダブルス
  4. テニス 準備

    サーブ

    「楽チン&安定感抜群サーブの正体とは!?」テニスの試合会場で観るアンダーサーブの有効性

    サーブとストロークって似ていると思う。頭の上にボールを投げて打…

  5. テニス サーブ

    サーブ

    テニスの試合のサービスゲーム、「0-40からキープに繋げるために」必要な準備と心構えとは?

    試合の流れを大きく変えるのは、0-40からのキープのような我慢でゲーム…

  6. テニス サーブ

    サーブ

    「サービスエースの種類、実はたくさんあるの知ってますか?」テニスの試合をよく観察すると気付くこと

    プロ選手のテニスの試合では、サーブ1本でポイントが決まるケースが多く…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 不器用

    メンタル

    「試合慣れしていない人」とは、いつも同じ景色しか見慣れていない人
  2. テニス 環境

    戦術

    自分が「ストローカーなのか?」「ボレーヤーなのか?」に、答えを出さなくても良い
  3. 戦術

    接触プレーが無いテニス、だからプレッシャーは甘くなる
  4. テニス ボレー

    ボレー

    ボレーに苦手意識がある人は、「無意識のうちに、身体が逃げていっている」ことに早く…
  5. テニス 大学

    ボレー

    「ソフトテニス経験者の強みを活かす!」為に必要な、硬式テニスでのネットプレーの意…
PAGE TOP