テニス メンタル

メンタル

緊張したら目を閉じ、練習風景を思い出すこと

試合では、どんなに準備しても緊張する。

それは自分自身が勝ちたいと思うからこそ、です。

緊張すること、から逃げてはいけない。

しっかりと対策を準備しておいて、現場で対応出来るようにしておくことが大事。

ちょっとしたコツ、教えます。

 

緊張したら目を閉じ、練習風景を思い出すこと

 


 

1.目を閉じる、ことが現場で出来るかどうか

試合中に、目を閉じる。

チェンジコートで座って、なら出来るかも知れませんが、なかなかコートの上に立った状態で目を閉じることはしないですよね。

何となく、次のポイントを急ぎたくなってしまいますから。

でも、これやってみるとすごく効果あります。

座った状態、ではダメ。

目を閉じること、そして何をイメ―ジするのか。

そこにどんな光景が拡がるのか、が大事です。

 

2.練習風景は、ハッキリイメージ出来るようにしよう

普段のスクールの練習風景、部活でのメニュー、これを明確にイメージする。

「あの辺から球出しをして、ここに打ってたな・・・」

「あの振り回し、キツかったな・・・」

出来るだけ、その時の周りにいた人の表情、なんかも浮かんで来るように。

自分はこれだけ、やってきた。

その量だけが問題、じゃないですよ。

しっかりと、試合をイメージしながら練習してきたことを思い出すこと。

ポイントの間に目を閉じる、これだけで、アナタ自身はスッキリして次のポイントに入れるはずです。

 

3.出来るだけ、試合の状況を「日常化」すること

試合だって、特別な場じゃない。

普段の生活の延長なんだ、と思えたら、すごく楽になる。

目を閉じて練習風景をイメージすると、気付くはずなんですよね。

確かに大事な試合ですが、やることは特別なことじゃない。

練習でいつも通りやっていること、コートの大きさも一緒だし、何も緊張する必要は無い。

この場も、いつもの自分の日常なんだ、と思えるようになると試合では強い。

緊張してきたら、目を閉じる。

これが出来れば、きっと大丈夫ですよ。

 

4.ハッキリと5秒以上、目を閉じて間を空ける

ポイント間で、とにかく急がないこと。

自分がリターンでも、すぐにポジションにつかない。

しっかりと目を閉じて、深呼吸して間を空ける。

5秒って、結構長いですよ。

それくらい、しっかりと時間を取ればそれだけ効果があります。

何となく、じゃダメ。

しっかり相手が見ても、「何かしてるな・・・」と思われるくらい。

これで勝てるなら、やらないと損ですよ。

 

目を閉じるって、見落とされがちですがすごく大事な行為。

練習風景、きっとアナタ自身で思い出せるはずです。

緊張している自分を受け入れて、整理する。

緊張から逃げるんじゃなくて、向き合うイメージ。

テニスの試合は孤独です。

だから、それもアナタ自身の日常にしないといけないんです。

ピックアップ記事

  1. 全日本テニス5回優勝!佐藤博康プロにボレーのコツを聞いてみた①
  2. 【ご報告】YOUTUBEチャンネル、公開しました!
  3. テニス選手としての「肩の痛み」を改善するには、寝る時の姿勢を変えないと
  4. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  5. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品

関連記事

  1. テニス 客観視

    メンタル

    這い上がっていける選手、になれるかどうかがテニス選手の分かれ道

    私自身、「這い上がったテニス選手」だと思います。いや、何も全国的な…

  2. テニス スポーツ

    メンタル

    だた何となく「返球しているだけのテニス」で、勝とうと思うから難しいのです

    みなさん試合の中で、こういうポイントどれくらいあるでしょう?自…

  3. メンタル

    「順調に試合を運べていると感じたら、危ない」試合を勝ち切れない人は、最後の最後に隙だらけ

    どんなスポーツの試合にも、逆転は付き物。自分が逆転する側になる…

  4. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合で、「もう駄目かも‥」と思うときは逆にチャンス!と認識して諦めないこと

    テニスの試合は、1セットマッチであればあっという間に終わる。3…

  5. メンタル

    自分の名前で、想うこと

    突然ですが、自分の名前について考えてみました。私の下の名前は…

  6. テニス ロブ

    メンタル

    「もっと厳しくテニスを指導して欲しい!」と言う人ほど、きっと実際の厳しい指導には耐えられない

    今の自分が上達出来ないのは、厳しい練習が足りないから・・・。も…

コメント

    • YS
    • 2018年 7月 17日

    いつも楽しく勉強させて頂いています。

    試合中に練習風景を思い出すこと、
    ちょっとだけ経験があります。

    サーブ練習でコーンを立てて、
    みんなで何本倒せるかの練習を毎回しています。

    いい感じで集中できたときだけでしたが、
    試合中に、この練習のイメージが出てきて、
    サーブの調子が良くなったことを覚えています。

    その後の試合でも試そうと思いましたが
    まだまだ、修行が足りず上手くいっていません、笑。

      • tomita
      • 2018年 7月 17日

      コメントありがとうござます!
      コーンのような具体的な道具を使えると、試合でもイメージ出来て良いですよね。
      サーブだけでなく、色々なショットでも狙いはコーンと決めて打てると、試合でも上手くいくと思います。
      応援してますので、頑張って下さい!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    フォアハンドのパワーアップ!をしたいなら、「肩の入れ替え」を意識してみよう
  2. ボレー

    ファーストボレーのコツは、視界の中に相手を何となく入れること
  3. テニス サーブ

    サーブ

    下からラケットを回すサーブ、私はあまりお勧め出来ません
  4. ダブルス

    「ダブルスで格上ペアを倒したい!」と思うなら、テニスでクロスの勝負はあえて捨てま…
  5. テニス メンタル

    戦術

    「遠くのボールを追う気配が無い選手」に対しては、ライン際のショットは必要無い
PAGE TOP