テニス センス

その他

テニスでは、「素直になれないオジサン」が一番損すると思う

長くテニスを続けていると、感じることがあります。

「この人は上達早そうだな」とか、「この人は厳しいだろうな・・・」など。

あくまで私の主観ですが、結構当たらずとも遠からず、な気がします。

テニスに関しては、少しだけ人を見る目があるのかも知れません。

そんな私が常々感じていること、はこれです。

 

テニスでは、「素直になれないオジサン」が一番損すると思う

 


 

1.全体的に、男性は上達が遅い

あくまで私の経験値ですが、この傾向はあると思います。

ジュニアでも学生でも、社会人でも。

丁寧なプレーが求められるテニスって、女性の方が上達が早い。

もちろん個人差はありますが、繊細なタッチや丁寧さって、女性の方が養いやすいんだと思います。

それに、私が接してきた中で言えば素直で人の話を聞ける、やってみようというチャレンジ精神があるのが女性の方には多い。

その点、男性はなかなか素直になれない。

コーチや先輩の指導も、どこか自己流に解釈してしまう。

自分で頑張ろうとするのは良いんですが、やっぱり上達は遅い気がします。

 

2.コミュニケーション能力でも大差有り

テニスは、一人では出来ない。

試合も練習も、仲間や周りの人とコミュニケーションを通じて作り上げていく、ものですよね。

その点、女性は素晴らしくこの能力に長けている。

テニススクールのレッスンを見れば、一目瞭然。

女性の方は積極的に周りの人と会話して、自分のテニスを客観視出来ている。

男性は黙々とプレーするのは良いんですが、周りに興味関心が無いのかずっといるレギュラークラスの方でも、会話が無い方が多い。

ちょっとしたことですが、これってテニスの上達にすごく関わってくる問題だと思いますよ。

 

3.素直になれない、のはテニスを遊びとしか考えていないから

まぁ、確かに遊びです、テニスは。

でも、遊びだからこそ上達したい、勝負ごとである試合に勝ちたい、じゃないですか。

素直になれない人ほど、この部分でどこか斜に構えている人が多い。

40~50代の男性、の方に多いと思いますよ。

それ以上、シニアの方になるとまた真剣で、すごく純粋な方が多いんですけどね。

一生懸命頑張る、のもどこか恥ずかしいように感じる気持ち、分からないでもないですが。

試合に出て、勝負していく、という気持ちを持ってテニスをする方が、私は楽しいと思います。

遊びですが、自分を成長させてくれるもの。

世界を拡げていってくれるのがテニス、ですから。

 

4.雰囲気の良い人、がテニスも上達していくし結果も出していく

説明するの、すごく難しいんですが・・・みなさんの周りにもいると思います。

謙虚でまじめ、なんだけどユーモアもあってコミュニケ―ションも上手い。

素直で人の話を聞ける、そんな雰囲気を持った人に、テニスの神様は色々なものを与えていきます。

結果的に、素直になれないオジサンって、一番損しているように思うのは、私だけでしょうか。

本音ではすごくテニスが好きだし、上手くなりたいと思っている。

そういう方ほど、私は応援していきたいと思っています。

殻を破ってしまえば、その殻なんて過去の話。

ちょっとだけ踏み出してみる、ならこの4月が良いと思いますよ。

 

偉そうに書いて来ましたが、私もそうかもしれません。

周りからどう見られているのか、を気にし過ぎても疲れますが、やっぱりテニスは人ありき。

読者のみなさんで40~50代の男性のみなさん、ちょっとだけ新しい自分を作ってみませんか?

私自身も、もっと変われるように頑張っていきます。

ちょっとだけ素直になってみると、周りの景色も変わって見えると思いますよ。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品
  2. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  3. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸
  4. 9/18(木) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in世田谷レ…
  5. 真夏のテニスの試合に必要な、熱中症対策のマストアイテム5つ

関連記事

  1. テニス 雑誌

    その他

    テニス専門誌を5年間全て購読し続けて、想うことをまとめてみました

    最近、テニス雑誌を手に取って読んだ方はどれくらいいらっしゃるでしょうか…

  2. テニス 部活

    その他

    「雨の日に、どうしてもテニスがしたい・・・」方に贈る、止んだらすぐできる水はけに便利な神グッズ5つ

    練習や大会で、どうしても雨でテニスができない・・・ということ、多々あり…

  3. テニス 客観視

    その他

    試合があるコートの周囲を確認しておくと、「横からのボールイン」にも冷静に対応出来ます

    試合があるテニスコート、アナタはどんな環境が多いですか?そのほ…

  4. テニス 戦術

    その他

    テニスを通じて、「誰とどこで戦うか?」を考えていけば、マーケティング力だって養える

    テニスの試合、アナタはつい「真っ向勝負」にこだわっていないか?…

  5. テニス メンタル

    その他

    「2015年 インターハイ テニス団体戦」を観て感じた、団体戦に強いチームの特徴5つ

    本日、男子団体が西宮甲英、女子団体は相生学院高校の優勝で幕を閉じた、イ…

  6. テニス コントロール

    その他

    テニスの試合で、「作戦は相手に知られてOK!」むしろ後半は、それを逆手に取っていくのが常套手段です

    スポーツにおいて、「自分の作戦はなるべく相手に悟られないように・・・」…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    Q&A

    Q&A「テニスを強くなりたい人、楽しくやりたい人」が混ざっているテニス部…
  2. テニス ストローク

    ボレー

    ダブルスの試合に前衛で武器になる、「ポーチからのドロップボレー」は絶対に身に付け…
  3. テニス 打点

    戦術

    基本やセオリーを言い訳にする人は、テニスの試合というものを分かっていない
  4. ストローク

    なぜラケットは、両手で持って構えるのか?
  5. スマッシュ

    余裕があるときのスマッシュでも、ダブルスではしっかり声を出して打っていこう!
PAGE TOP