テニス 客観視

戦術

テニス選手には、見た目とショットスピードが比例しない選手もたくさんいる

「この選手、見た目と全然違うな・・・」

という印象を持つケース、試合に出ていればたくさんいるんじゃないでしょうか。

イメージと違う、という何気ない感じでも、実は試合の中では勝敗を分ける大きな要因になり兼ねない。

アナタ自身に危機感が無いのであれば、それは危険です。

テニス選手には、見た目とショットスピードが比例しない選手もたくさんいる

 


 

1.何度でも言います、テニスの勝負は「一瞬で終わる」

1セットマッチ、または6ゲーム先取のノーアドバンテージ形式の試合、がほとんどですよね。

平均の試合時間は、30~40分くらいでしょう。

感覚的には、一瞬です。

一瞬で試合なんて、終わってしまう。

だからこそ、軌道修正は試合の序盤に早くしないといけない。

「この選手、サーブはたいしたことなさそうだな・・・シコラータイプかな・・・」と思い込んでいると、試合の後半に実はハードヒッターだと気付く。

これでは遅いし、取返しがつかないのです。

2.「見た目より凄い」の逆も有り得る

皆さんも経験無いですか?

すごく飛んで来そうなサーブ、ストロークなのに、全然ボールが手元に来ない。

手元に来ないから泳がされるし、足が先に止まってバランスが崩れる。

「早そうに見えて遅い」というのは、実はすごく打ち辛い。

もしかしたら、そういうボールを意図的に相手は打っているのかも知れません。

見た目だけ、最初の数ポイントだけで決め付けない。

試合は一瞬、だからこそ色々なことを想定して準備しておく必要があるのです。

3.「相手に合わせるだけ」の選手だと、調子を戻せない

私の経験上、相手のボールに合わせるだけの選手は、自分からペースをつかめない。

遅いボールを待ってしまったり、逆に速いボールに突っ込んで振り遅れたり。

リズムが悪い、相手に合わせようとし過ぎてしまうと、こういう「見た目のギャップ」にやられてしまいます。

アナタ自身、自分からしっかりボールを迎えにいく。

自分から良いタイミング、で攻撃的に打てるように常に意識しておきましょう。

そうすれば、見た目にギャップがある選手でも恐れるに足らず、です。

では、具体的にどうすれば・・・と思いますよね。

まずはしっかり、「浅いボールのケア」から始めましょう。

 

特にサーブ。

すごくフォームがダイナミックなのに、実は浅いサーブ、というのがよくあるケース。

最初からしっかりポジションを前にして、高い打点で捕らえるように。

自分から動いて、テニスの試合を動かしていきましょう。

ピックアップ記事

  1. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  2. テニスに必要な筋力トレーニング、リストウェイトが効果的です
  3. フットワークを磨きたい!なら、足指トレーニングは欠かせない
  4. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…
  5. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?

関連記事

  1. テニス ボレー

    戦術

    テニスの試合では「対極のショットを同じ構えから組み合わせる」ことで、相手を惑わすことができる

    試合で勝てる人は、テニスの技術はもちろん、その使い分けが上手い。…

  2. 戦術

    試合に勝てる人は、特別な人じゃない

    試合会場で、シード選手と対戦する。どうしても、何だか「別世界の…

  3. 戦術

    試合で使える「チップ&チャージ」の基本5つ

    細かい技術だけど、試合で使えると「お!」となる技。スライスから…

  4. テニス トレーニング

    戦術

    「あれがダメだったら、これがある」の、これの引き出しはある?

    テニスの試合、何かしらは準備して皆さん試合に入る。それはネット…

  5. テニス 調子

    戦術

    テニスの試合で調子が良いときこそ気を付けたい、「得意なショットとコース」に固執すること

    自分の調子が良い・・・ときに試合に勝てる、と限らないのがテニス。…

  6. 戦術

    気持ちが入ったボールって、何かが起きる

    試合の中で、ついアウトボールを触ってしまう。大したボールじゃな…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 仲良し

    メンタル

    仲良しテニスを卒業しましょう
  2. テニス ストローク

    ストローク

    片手バックハンドストロークは、「腕を真っ直ぐ」にすることでパワーアップ!
  3. ボレー

    サーブ&ボレーのときの「ファーストボレーが安定しない」ときに改善したい4つのポイ…
  4. テニス知識

    大事なテニスウェアを汚したくないなら、シャープの超音波ウォッシャーを持ち歩こう
  5. その他

    女子ダブルス交流会 ご参加ありがとうございました!
PAGE TOP